論文の概要: Introducing CALMED: Multimodal Annotated Dataset for Emotion Detection
in Children with Autism
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2307.13706v1
- Date: Mon, 24 Jul 2023 11:52:05 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-07-27 14:56:03.345370
- Title: Introducing CALMED: Multimodal Annotated Dataset for Emotion Detection
in Children with Autism
- Title(参考訳): 自閉症児の感情検出のためのマルチモーダルアノテーションデータセットCALMEDの導入
- Authors: Annanda Sousa (NUI Galway), Karen Young (NUI Galway), Mathieu D'aquin
(Data Science, Knowledge, Reasoning and Engineering, LORIA, LORIA - NLPKD),
Manel Zarrouk (LIPN), Jennifer Holloway (ASK)
- Abstract要約: 自動感情検出(ED)は、ユーザーの感情を自動的に識別するシステムを構築することを目的としている。
EDシステムは自閉症スペクトラム障害(ASD)患者に悪影響を及ぼす傾向がある
これまでの研究は、AMDを持つ子供向けにEDシステムを作成してきたが、結果として得られたデータセットは共有しなかった。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Automatic Emotion Detection (ED) aims to build systems to identify users'
emotions automatically. This field has the potential to enhance HCI, creating
an individualised experience for the user. However, ED systems tend to perform
poorly on people with Autism Spectrum Disorder (ASD). Hence, the need to create
ED systems tailored to how people with autism express emotions. Previous works
have created ED systems tailored for children with ASD but did not share the
resulting dataset. Sharing annotated datasets is essential to enable the
development of more advanced computer models for ED within the research
community. In this paper, we describe our experience establishing a process to
create a multimodal annotated dataset featuring children with a level 1
diagnosis of autism. In addition, we introduce CALMED (Children, Autism,
Multimodal, Emotion, Detection), the resulting multimodal emotion detection
dataset featuring children with autism aged 8-12. CALMED includes audio and
video features extracted from recording files of study sessions with
participants, together with annotations provided by their parents into four
target classes. The generated dataset includes a total of 57,012 examples, with
each example representing a time window of 200ms (0.2s). Our experience and
methods described here, together with the dataset shared, aim to contribute to
future research applications of affective computing in ASD, which has the
potential to create systems to improve the lives of people with ASD.
- Abstract(参考訳): 自動感情検出(ED)は、ユーザーの感情を自動的に識別するシステムを構築することを目的としている。
このフィールドはhciを強化する可能性があり、ユーザのための個別化されたエクスペリエンスを生み出す。
しかし、EDシステムは自閉症スペクトラム障害(ASD)の患者にはよくない。
したがって、自閉症の人々が感情を表現する方法に合わせてEDシステムを作成する必要がある。
以前の研究では、asdを持つ子供向けにカスタマイズされたedシステムを作成したが、データセットを共有していなかった。
注釈付きデータセットの共有は、研究コミュニティ内でEDのためのより高度なコンピュータモデルの開発を可能にするために不可欠である。
本稿では,自閉症の診断レベル1の子どもを特徴とするマルチモーダルアノテートデータセットの作成プロセスを構築した経験について述べる。
さらに,8歳から12歳までの自閉症児を対象としたマルチモーダル感情検出データセットであるCALMED(Children, Autism, Multimodal, Emotion, Detection)を紹介する。
CALMEDには、学習セッションの記録ファイルから抽出された音声とビデオの特徴と、両親が4つのターゲットクラスに提供したアノテーションが含まれている。
生成されたデータセットには57,012のサンプルが含まれており、それぞれが200ミリ秒(0.2秒)のタイムウィンドウを表す。
ここで紹介した経験や手法は、データセットの共有とともに、ASDにおける情緒的コンピューティングの将来の研究応用に貢献することを目的としており、これは、ASD患者の生活を改善するシステムを構築する可能性を秘めている。
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