論文の概要: Memory effects in device-dependent and device-independent cryptography
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2308.07869v1
- Date: Tue, 15 Aug 2023 16:36:31 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-08-16 12:00:40.644768
- Title: Memory effects in device-dependent and device-independent cryptography
- Title(参考訳): デバイス依存およびデバイス非依存暗号におけるメモリ効果
- Authors: Ernest Y.-Z. Tan
- Abstract要約: 複数のプロトコルインスタンスにわたるデバイスの再利用は、メモリ攻撃に対する脆弱性を導入する可能性がある。
ラウンド間のメモリ効果は、既存の多くの非IID証明技術を適用するのにかなりの困難を引き起こすのに十分である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In device-independent cryptography, it is known that reuse of devices across
multiple protocol instances can introduce a vulnerability against memory
attacks. This is an introductory note to highlight that even if we restrict
ourselves to device-dependent QKD and only consider a single protocol instance,
memory effects across rounds are enough to cause substantial difficulties in
applying many existing non-IID proof techniques, such as de Finetti reductions
and complementarity-based arguments (e.g. analysis of phase errors). We present
a quick discussion of these issues, including some tailored scenarios where
protocols admitting security proofs via those techniques become insecure when
memory effects are allowed, and we highlight connections to recently discussed
attacks on DIQKD protocols that have public announcements based on the
measurement outcomes. This discussion indicates the challenges that would need
to be addressed in order to apply those techniques in the presence of memory
effects (for either the device-dependent or device-independent case), even for
a single protocol instance.
- Abstract(参考訳): デバイスに依存しない暗号では、複数のプロトコルインスタンスにまたがるデバイスの再利用がメモリ攻撃に対する脆弱性を引き起こすことが知られている。
これは、デバイス依存のQKDに制限され、単一のプロトコルインスタンスしか考慮していないとしても、ラウンド間のメモリ効果は、デ・フィネッティの削減や相補性に基づく議論(例えば位相誤差の解析)など、既存の非IID証明技術の適用においてかなりの困難を引き起こす。
本稿では,これらの課題について,メモリ効果が許容された場合にセキュリティ証明を認めるプロトコルが安全性を損なうような,適切なシナリオを提示するとともに,測定結果に基づいて公開告知を行うDIQKDプロトコルに対する攻撃に対して,最近議論された接続を強調する。
この議論は、単一のプロトコルインスタンスであっても、メモリエフェクト(デバイス依存またはデバイス非依存のケース)の存在下でこれらのテクニックを適用するために対処する必要がある課題を示す。
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