論文の概要: CIRO: COVID-19 infection risk ontology
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2308.09719v1
- Date: Mon, 7 Aug 2023 11:12:09 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-08-27 05:16:31.939839
- Title: CIRO: COVID-19 infection risk ontology
- Title(参考訳): CIRO:感染リスクオントロジー
- Authors: Shusaku Egami, Yasunori Yamamoto, Ikki Ohmukai, Takashi Okumura
- Abstract要約: 本研究は、新型コロナウイルス感染リスクオントロジー(CIRO)と呼ばれるオントロジーにより、各人の感染リスクの評価を自動化する試みである。
これは、個人による感染リスクの自動評価に向けて、日本政府が策定した新型コロナウイルスの感染リスクを表現している。
評価のために、構築した知識グラフが、政府によって策定されたリスクを推測できることを実証した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.1638581561083717
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/4.0/
- Abstract: Public health authorities perform contact tracing for highly contagious
agents to identify close contacts with the infected cases. However, during the
pandemic caused by coronavirus disease 2019 (COVID-19), this operation was not
employed in countries with high patient volumes. Meanwhile, the Japanese
government conducted this operation, thereby contributing to the control of
infections, at the cost of arduous manual labor by public health officials. To
ease the burden of the officials, this study attempted to automate the
assessment of each person's infection risk through an ontology, called COVID-19
Infection Risk Ontology (CIRO). This ontology expresses infection risks of
COVID-19 formulated by the Japanese government, toward automated assessment of
infection risks of individuals, using Resource Description Framework (RDF) and
SPARQL (SPARQL Protocol and RDF Query Language) queries. For evaluation, we
demonstrated that the knowledge graph built could infer the risks, formulated
by the government. Moreover, we conducted reasoning experiments to analyze the
computational efficiency. The experiments demonstrated usefulness of the
knowledge processing, and identified issues left for deployment.
- Abstract(参考訳): 公衆衛生当局は、感染した患者との密接な接触を特定するために、感染性の高いエージェントの接触追跡を行う。
しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるパンデミックでは、患者数の多い国では採用されなかった。
一方、日本政府はこの作業を行い、公衆衛生当局による厳しい手作業の犠牲を伴い、感染の抑制に寄与した。
新型コロナウイルス感染リスクオントロジー(ciro:covid-19 infection risk ontology)と呼ばれるオントロジーを通じて、各人の感染リスクの評価を自動化しようと試みた。
本オントロジーは、個人による感染リスクの自動評価に向けて、日本政府によって策定された新型コロナウイルスの感染リスクを、Resource Description Framework(RDF)およびSPARQL(SPARQL ProtocolおよびRDFクエリ言語)クエリを用いて表現する。
評価のために,構築したナレッジグラフが,政府が定式化したリスクを推測できることを実証した。
さらに,計算効率を解析するための推論実験を行った。
実験は知識処理の有用性を示し、デプロイに残された問題を特定した。
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