論文の概要: Long-distance high-fidelity continuous-variable quantum key distribution
with non-Gaussian operations: An exact closed form solution
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2308.13859v1
- Date: Sat, 26 Aug 2023 12:35:20 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-08-29 18:38:51.158459
- Title: Long-distance high-fidelity continuous-variable quantum key distribution
with non-Gaussian operations: An exact closed form solution
- Title(参考訳): 非ガウス演算をもつ長距離高忠実連続可変量子鍵分布:正確な閉解
- Authors: Khatereh Jafari, Mojtaba Golshani and Alireza Bahrampour
- Abstract要約: 純粋損失チャネルの特殊な場合、プロトコルの最大の範囲は、リピータレス量子通信の基本的な限界よりわずか6.5%少ない。
さらに, 余剰雑音の異なる値に対するプロトコルの検証により, 範囲と忠実度のトレードオフであり, プロトコル範囲をわずかに減らしたコストで忠実度の高い値が得られることがわかった。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: In this paper, we derive a closed form expression for the output state of a
CV-QKD protocol in the presence of zero-photon catalysis (ZPC) and quantum
scissor (QS). Then, based on this closed form solution, we use direct search
algorithm to find the appropriate values of input state and QS parameters,
which considerably enhance the range and the fidelity of a CV-QKD protocol. In
the special case of pure loss channel, the largest range of the protocol is
only 6.5% less than the fundamental limit of repeaterless quantum
communication. In addition, examination of the protocol for different values of
excess noise, reveals that their is a trade-off between range and fidelity, and
high value of fidelity can be obtained at the cost of a slight reduction in
protocol range.
- Abstract(参考訳): 本稿では,ゼロ光子触媒 (ZPC) と量子シザー (QS) の存在下でのCV-QKDプロトコルの出力状態に対する閉形式式を導出する。
そして、この閉形式解に基づいて、直接探索アルゴリズムを用いて入力状態とQSパラメータの適切な値を求め、CV-QKDプロトコルの範囲と忠実度を大幅に向上させる。
純粋損失チャネルの特殊な場合、プロトコルの最大の範囲は、リピータレス量子通信の基本的な限界よりわずか6.5%少ない。
さらに, 余剰雑音の異なる値に対するプロトコルの検証により, 範囲と忠実度のトレードオフであり, プロトコル範囲をわずかに削減するコストで, 忠実度の高い値が得られることがわかった。
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