論文の概要: Enhancing Large Language Model Induced Task-Oriented Dialogue Systems
Through Look-Forward Motivated Goals
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2309.08949v1
- Date: Sat, 16 Sep 2023 10:56:00 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-09-19 18:24:34.801682
- Title: Enhancing Large Language Model Induced Task-Oriented Dialogue Systems
Through Look-Forward Motivated Goals
- Title(参考訳): ルックフォワードモチベーション目標による大規模言語モデルによるタスク指向対話システムの拡張
- Authors: Zhiyuan Hu, Yue Feng, Yang Deng, Zekun Li, See-Kiong Ng, Anh Tuan Luu,
Bryan Hooi
- Abstract要約: ProToDアプローチは、将来の対話行動を予測し、ToDシステムを強化するためにゴール指向の報酬シグナルを組み込む。
本稿では,目標駆動型対話シミュレーションに基づくToDシステム評価手法を提案する。
また,MultiWoZ 2.1データセットを用いた実験により,データの10%しか利用せず,優れた性能が得られることを示した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 76.69419538047813
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Recently, the development of large language models (LLMs) has been
significantly enhanced the question answering and dialogue generation, and
makes them become increasingly popular in current practical scenarios. While
unlike the general dialogue system which emphasizes the semantic performance,
the task-oriented dialogue (ToD) systems aim to achieve the dialogue goal
efficiently and successfully in multiple turns. Unfortunately, existing
LLM-induced ToD systems lack the direct reward toward the final goal and do not
take account of the dialogue proactivity that can strengthen the dialogue
efficiency. To fill these gaps, we introduce the ProToD (Proactively
Goal-Driven LLM-Induced ToD) approach, which anticipates the future dialogue
actions and incorporates the goal-oriented reward signal to enhance ToD
systems. Additionally, we present a novel evaluation method that assesses ToD
systems based on goal-driven dialogue simulations. This method allows us to
gauge user satisfaction, system efficiency and successful rate while overcoming
the limitations of current Information and Success metrics. Empirical
experiments conducted on the MultiWoZ 2.1 dataset demonstrate that our model
can achieve superior performance using only 10% of the data compared to
previous end-to-end fully supervised models. This improvement is accompanied by
enhanced user satisfaction and efficiency.
- Abstract(参考訳): 近年,大規模言語モデル(llms)の開発により,質問応答や対話生成が大幅に向上し,現在の実用シナリオで人気が高まっている。
意味的性能を重視した一般的な対話システムとは異なり、タスク指向対話(tod)システムは、対話目標を複数回で効率的に達成することを目的としている。
残念ながら、既存のLLMによるToDシステムには最終目標に対する直接的な報酬がなく、対話効率を向上できる対話能率を考慮していない。
これらのギャップを埋めるために,今後の対話行動を予測し,目標指向の報酬シグナルを組み込んでtodシステムを強化するprotod (proactively goal-driven llm-induced tod) アプローチを導入する。
さらに,目標駆動型対話シミュレーションに基づいてToDシステムを評価する新しい評価手法を提案する。
本手法により,現在の情報・成功指標の限界を克服しつつ,ユーザの満足度,システム効率,成功率を測定することができる。
multiwoz 2.1データセットで行った実証実験では、従来のエンドツーエンドの完全な教師付きモデルと比較して、データのわずか10%で優れた性能を達成できることが示されている。
この改善には、ユーザの満足度と効率の向上が伴う。
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