論文の概要: User Satisfaction Estimation with Sequential Dialogue Act Modeling in
Goal-oriented Conversational Systems
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2202.02912v1
- Date: Mon, 7 Feb 2022 02:50:07 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-02-09 05:10:19.933128
- Title: User Satisfaction Estimation with Sequential Dialogue Act Modeling in
Goal-oriented Conversational Systems
- Title(参考訳): ゴール指向対話システムにおける逐次対話行動モデルを用いたユーザ満足度推定
- Authors: Yang Deng, Wenxuan Zhang, Wai Lam, Hong Cheng, Helen Meng
- Abstract要約: 我々は,ユーザ満足度を予測するために,対話行動の逐次的ダイナミクスを取り入れた新しいフレームワーク,すなわちUSDAを提案する。
USDAは、ユーザの満足度を予測するために、コンテンツと行動機能の連続的な遷移を対話に取り入れている。
4つのベンチマーク目標指向対話データセットによる実験結果から,提案手法はUSEの既存手法よりも大幅に優れていた。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 65.88679683468143
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: User Satisfaction Estimation (USE) is an important yet challenging task in
goal-oriented conversational systems. Whether the user is satisfied with the
system largely depends on the fulfillment of the user's needs, which can be
implicitly reflected by users' dialogue acts. However, existing studies often
neglect the sequential transitions of dialogue act or rely heavily on annotated
dialogue act labels when utilizing dialogue acts to facilitate USE. In this
paper, we propose a novel framework, namely USDA, to incorporate the sequential
dynamics of dialogue acts for predicting user satisfaction, by jointly learning
User Satisfaction Estimation and Dialogue Act Recognition tasks. In specific,
we first employ a Hierarchical Transformer to encode the whole dialogue
context, with two task-adaptive pre-training strategies to be a second-phase
in-domain pre-training for enhancing the dialogue modeling ability. In terms of
the availability of dialogue act labels, we further develop two variants of
USDA to capture the dialogue act information in either supervised or
unsupervised manners. Finally, USDA leverages the sequential transitions of
both content and act features in the dialogue to predict the user satisfaction.
Experimental results on four benchmark goal-oriented dialogue datasets across
different applications show that the proposed method substantially and
consistently outperforms existing methods on USE, and validate the important
role of dialogue act sequences in USE.
- Abstract(参考訳): ユーザ満足度推定(USE)は,目標指向の対話システムにおいて重要な課題である。
ユーザがシステムに満足しているかは,ユーザニーズの満足度に大きく依存するが,ユーザの対話行為によって暗黙的に反映される。
しかし,既存の研究は,対話行為の逐次的推移を無視したり,注釈付き対話行為ラベルに強く依存したりすることがしばしばある。
本稿では,ユーザ満足度推定と対話行為認識タスクを共同で学習することにより,ユーザ満足度を予測するための対話行為の逐次的ダイナミクスを取り入れた新しいフレームワーク,USDAを提案する。
具体的には、まず階層型トランスフォーマーを用いて対話コンテキスト全体を符号化し、2つのタスク適応型事前学習戦略を用いて対話モデリング能力を高めるための第2フェーズのドメイン内事前学習を行う。
対話行為ラベルの可利用性の観点からは,さらに2種類のusdaを開発し,対話行為情報を教師なしあるいは教師なしのマナーで捉えた。
最後に、USDAはユーザー満足度を予測するために、対話中のコンテンツと行動機能の連続的な遷移を利用する。
異なるアプリケーションにまたがる4つの目標指向対話データセットのベンチマーク実験結果から,提案手法は既存のUSE手法よりも実質的に一貫した性能を示し,USEにおける対話行動シーケンスの重要な役割を検証した。
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