論文の概要: ObliuSky: Oblivious User-Defined Skyline Query Processing in the Cloud
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2310.07148v1
- Date: Wed, 11 Oct 2023 02:48:13 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-03-19 02:42:56.305893
- Title: ObliuSky: Oblivious User-Defined Skyline Query Processing in the Cloud
- Title(参考訳): ObliuSky: クラウドにおけるユーザ定義スカイラインクエリ処理
- Authors: Yifeng Zheng, Weibo Wang, Songlei Wang, Zhongyun Hua, Yansong Gao,
- Abstract要約: 我々は,クラウド上でのユーザ定義のスカイラインクエリ処理を可能にする新しいシステムフレームワークであるObliuSkyを提案する。
ObliuSkyは、アウトソースされたデータベースの内容、ユーザ定義のスカイラインクエリ、クエリ結果に対する機密性保護を提供する。
ObliuSkyはデータベースとクエリの暗号化効率が優れている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 18.055213945537357
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The proliferation of cloud computing has greatly spurred the popularity of outsourced database storage and management, in which the cloud holding outsourced databases can process database queries on demand. Among others, skyline queries play an important role in the database field due to its prominent usefulness in multi-criteria decision support systems. To accommodate the tailored needs of users, user-defined skyline query has recently emerged as an intriguing advanced type of skyline query, which allows users to define custom preferences in their skyline queries (including the target attributes, preferred dominance relations, and range constraints on the target attributes). However, user-defined skyline query services, if deployed in the cloud, may raise critical privacy concerns as the outsourced databases and skyline queries may contain proprietary/privacy-sensitive information, and the cloud might even suffer from data breaches. In light of the above, this paper presents ObliuSky, a new system framework enabling oblivious user-defined skyline query processing in the cloud. ObliuSky departs from the state-of-the-art prior work by not only providing confidentiality protection for the content of the outsourced database, the user-defined skyline query, and the query results, but also making the cloud oblivious to the data patterns (e.g., user-defined dominance relations among database points and search access patterns) which may indirectly cause data leakages. We formally analyze the security guarantees and conduct extensive performance evaluations. The results show that while achieving much stronger security guarantees than the state-of-the-art prior work, ObliuSky is superior in database and query encryption efficiency, with practically affordable query latency.
- Abstract(参考訳): クラウドコンピューティングの普及は、アウトソースされたデータベースストレージと管理の人気を大いに引き起こし、アウトソースされたデータベースを保持しているクラウドは、オンデマンドでデータベースクエリを処理できる。
スカイラインクエリは,複数基準決定支援システムにおいて,その顕著な有用性から,データベース分野において重要な役割を担っている。
ユーザのニーズに合わせて、ユーザ定義のスカイラインクエリは、最近、興味深いタイプのスカイラインクエリとして登場した。
しかし、クラウドにデプロイされたユーザ定義のスカイラインクエリサービスは、アウトソースされたデータベースとスカイラインクエリがプロプライエタリ/プライバシに敏感な情報を含んでいる可能性があるため、重要なプライバシー上の懸念を引き起こす可能性がある。
本稿では,クラウド上でのユーザ定義のスカイラインクエリ処理を可能にする新しいシステムフレームワークであるObliuSkyを提案する。
ObliuSkyは、アウトソースされたデータベースの内容、ユーザ定義のスカイラインクエリ、クエリ結果に対する機密性保護を提供するだけでなく、間接的にデータ漏洩を引き起こす可能性のあるデータパターン(例えば、データベースポイントと検索アクセスパターン間のユーザ定義の優位性関係)に雲を逸脱させることによって、最先端の作業から離れている。
セキュリティ保証を正式に分析し、広範なパフォーマンス評価を行う。
その結果、ObliuSkyは最新技術よりもはるかに強力なセキュリティ保証を実現する一方で、データベースとクエリの暗号化効率に優れており、実際に手頃な価格のクエリ待ち時間を持つことがわかった。
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