論文の概要: Andreev probing of Cooper-pair flying qubit
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2310.13233v1
- Date: Fri, 20 Oct 2023 02:43:18 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-10-24 00:47:38.237161
- Title: Andreev probing of Cooper-pair flying qubit
- Title(参考訳): クーパーペア飛行キュービットのアンドレエフ探査
- Authors: S. Park, L. Y. Gorelik, S.I.Kulinich, H. C. Park, C.Kim, and R. I.
Shekhter
- Abstract要約: 本稿では,長距離での量子情報伝達を容易にするために,空飛ぶ量子ビットを動作・探究できるナノメカニカルデバイスを提案する。
超電導ドットとバルク超電導体とからなる可動式のクーパー対箱(CPB)により、クーパー対トンネルのクーロン閉塞を静電気で除去することにより絡み合うように構成されている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We propose a nanomechanical device which can actuate and probe a flying qubit
that can be used to facilitate quantum information transfer over a long
distance. The flying qubit is formed by a movable Cooper pair box (CPB)
consisting of a superconducting dot and a bulk superconductor which are
entangled by removing the Coulomb blockade of Cooper pair tunneling
electrostatically. We suggest that flying qubit states formed on movable CPB
can be observed in electron transport to a normal electrode via Andreev
reflections. The charge transfer due to periodic mechanical motion of CPB leads
to nonzero current at zero voltage and its coherence can be identified through
oscillatory dependence of the current on a gate voltage.
- Abstract(参考訳): 本稿では,長距離での量子情報伝達を容易にするために,空飛ぶ量子ビットを動作・探究できるナノメカニカルデバイスを提案する。
空飛ぶキュービットは、超電導ドットとバルク超電導体からなる可動クーパーペアボックス(cpb)により形成され、静電トンネルトンネルのクーパーペアのクーロン閉塞を除去して絡み合う。
可動CPB上に形成された飛行量子ビット状態は、アンドレーフ反射による通常の電極への電子輸送において観察可能であることを示唆する。
cpbの周期的な機械的運動による電荷移動はゼロ電圧の非零電流につながり、そのコヒーレンスはゲート電圧の電流の振動依存性によって同定できる。
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