論文の概要: Dynamically assisted pair production in subcritical potential step and
particle--anti-particle interpretations
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2310.13435v1
- Date: Fri, 20 Oct 2023 11:48:02 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-10-25 05:47:10.572863
- Title: Dynamically assisted pair production in subcritical potential step and
particle--anti-particle interpretations
- Title(参考訳): サブクリティカルポテンシャルステップと粒子-反粒子解釈における動的支援対生成
- Authors: Makoto Ochiai
- Abstract要約: 我々は, [Phys Rev. D 93, 045002] と [Prog. Theor Exp. Phys. 2022, 073B02 (2022) の2つの解釈に焦点を当てる。
それらの相違点に光を当てるために、弱振動電場による電位ステップ下でのペア生成について議論した。
真空崩壊に不十分なポテンシャルステップと振動場は、組み合わせることでペアを生成できることが示されている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Particle--anti-particle interpretation under spatially inhomogeneous external
fields within the framework of quantum field theory is a nontrivial problem. In
this paper, we focus on the two interpretations established in [Phys. Rev. D
93, 045002 (2016)] and [Prog. Theor. Exp. Phys. 2022, 073B02 (2022)], both of
which give consistent results of vacuum instability and pair production. To
shed light on their differences, a pair production under a potential step
assisted by a weak and oscillating electric field is discussed. It is shown
that the potential step and the oscillating field, each insufficient for vacuum
decay, can produce pairs when combined. In addition, the two pictures give rise
to quantitative differences in the number of created pairs at the second-order
perturbation of the oscillating field. It might provide a clue to investigate
the correct particle--anti-particle interpretation by comparing the result with
numerical simulations or experiments.
- Abstract(参考訳): 量子場理論の枠組み内の空間的に不均質な外部場における粒子非粒子解釈は、非自明な問題である。
本稿では, [Phys. D 93, 045002 (2016)] と [Prog. Exp. Phys. 2022, 073B02 (2022)] で確立された2つの解釈に注目し, どちらも真空不安定性とペア生成の一貫性のある結果を与える。
それらの違いを明らかにするため、弱く振動する電界を補助するポテンシャルステップの下でのペア生成について論じる。
真空崩壊に不十分なポテンシャルステップと振動場は、組み合わせることでペアを生成できることが示されている。
さらに、この2つの画像は、振動場の2次摂動において生成したペアの数に定量的な違いをもたらす。
その結果を数値シミュレーションや実験と比較することにより、正しい粒子反粒子解釈を検討する手がかりとなるかもしれない。
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