論文の概要: LLM4DyG: Can Large Language Models Solve Spatial-Temporal Problems on Dynamic Graphs?
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2310.17110v3
- Date: Mon, 8 Jul 2024 05:39:38 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-07-10 03:18:28.519120
- Title: LLM4DyG: Can Large Language Models Solve Spatial-Temporal Problems on Dynamic Graphs?
- Title(参考訳): LLM4DyG:大規模言語モデルは動的グラフの時空間問題を解くことができるか?
- Authors: Zeyang Zhang, Xin Wang, Ziwei Zhang, Haoyang Li, Yijian Qin, Wenwu Zhu,
- Abstract要約: 本稿では,大規模言語モデルの動的グラフ上での時空間理解能力を評価することを提案する。
我々は、異なるデータ生成装置、データ統計、プロンプト技術、LLMがモデル性能に与える影響を分析する実験を行う。
最後に, LLM の時空間理解能力を高めるために, 動的グラフ上の LLM に対する Disentangled Spatial-Temporal Thoughts (DST2) を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 56.85995048874959
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: In an era marked by the increasing adoption of Large Language Models (LLMs) for various tasks, there is a growing focus on exploring LLMs' capabilities in handling web data, particularly graph data. Dynamic graphs, which capture temporal network evolution patterns, are ubiquitous in real-world web data. Evaluating LLMs' competence in understanding spatial-temporal information on dynamic graphs is essential for their adoption in web applications, which remains unexplored in the literature. In this paper, we bridge the gap via proposing to evaluate LLMs' spatial-temporal understanding abilities on dynamic graphs, to the best of our knowledge, for the first time. Specifically, we propose the LLM4DyG benchmark, which includes nine specially designed tasks considering the capability evaluation of LLMs from both temporal and spatial dimensions. Then, we conduct extensive experiments to analyze the impacts of different data generators, data statistics, prompting techniques, and LLMs on the model performance. Finally, we propose Disentangled Spatial-Temporal Thoughts (DST2) for LLMs on dynamic graphs to enhance LLMs' spatial-temporal understanding abilities. Our main observations are: 1) LLMs have preliminary spatial-temporal understanding abilities on dynamic graphs, 2) Dynamic graph tasks show increasing difficulties for LLMs as the graph size and density increase, while not sensitive to the time span and data generation mechanism, 3) the proposed DST2 prompting method can help to improve LLMs' spatial-temporal understanding abilities on dynamic graphs for most tasks. The data and codes are publicly available at Github.
- Abstract(参考訳): 様々なタスクに対するLarge Language Models(LLMs)の採用の増加に特徴付けられる時代において、Webデータ、特にグラフデータを扱うLLMの能力の探求に焦点が当てられている。
時間的ネットワークの進化パターンをキャプチャする動的グラフは、現実世界のWebデータの中でユビキタスである。
動的グラフ上の空間時間情報の理解におけるLLMの能力を評価することは、Webアプリケーションにおいて採用される上で不可欠である。
本稿では,LLMの動的グラフ上での空間的時間的理解能力を評価することによるギャップを,私たちの知る限り,初めて橋渡しする。
具体的には、時空間次元と時空間次元の両方からLLMの能力評価を考慮した9つの特別設計タスクを含むLLM4DyGベンチマークを提案する。
そこで我々は,異なるデータ生成装置,データ統計,プロンプト技術,LLMがモデル性能に与える影響を解析するための広範囲な実験を行った。
最後に, LLM の時空間理解能力を高めるために, 動的グラフ上の LLM に対する Disentangled Spatial-Temporal Thoughts (DST2) を提案する。
私たちの主な観察は次の通りです。
1) LLM は動的グラフ上での空間的時間的理解能力を有する。
2) 動的グラフタスクは, 時間空間やデータ生成機構に敏感ではないが, グラフサイズや密度が増大するにつれて, LLMの難しさが増すことを示す。
3)提案したDST2プロンプト法は,ほとんどのタスクにおいて動的グラフ上でのLLMの時空間理解能力の向上に有効である。
データとコードはGithubで公開されている。
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