論文の概要: Two-photon quantum state tomography of photonic qubits
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2310.17411v1
- Date: Thu, 26 Oct 2023 14:14:03 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-10-27 20:10:39.814983
- Title: Two-photon quantum state tomography of photonic qubits
- Title(参考訳): フォトニック量子ビットの2光子量子状態トモグラフィー
- Authors: Guilherme P. Tempor\~ao and Pedro Ripper and Thiago B. Guerreiro and
Gustavo C. do Amaral
- Abstract要約: 2次干渉を用いてストークスパラメータと単一光子の偏光度を測定するためのツールを提供する。
偏光状態が内部自由度に結合している部分偏光子を識別できることが示されている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We provide a tool for measuring the Stokes parameters and the degree of
polarization of single photons by employing second order interference, namely
the Hong-Ou-Mandel (HOM) interferometer. It is shown that the technique is able
to distinguish a partially polarized photon where the polarization state is
coupled to an internal degree of freedom, such as time of arrival, from partial
polarization due to external entanglement with the environment. The method does
not directly resort to any kind of polarization-selective components and
therefore is not limited by the extinction ratio of polarizers. Moreover, the
technique can be generalized to any two-level encoding of quantum information
in single photons, such as time-bin or orbital angular momentum qubits.
- Abstract(参考訳): 本研究では,2次干渉,すなわちHong-Ou-Mandel(HOM)干渉計を用いてストークスパラメータと単一光子の偏光度を測定する。
この手法は、偏光状態と到達時間などの内部自由度が結合された部分偏光子と、環境との外部の絡み合いによる部分偏光子を区別できることが示されている。
この方法はいかなる偏光選択成分にも直接依存せず、したがって偏光剤の絶滅率に制限されない。
さらにこの技術は、タイムビンや軌道角運動量量子ビットのような単一光子における量子情報の任意の2レベルエンコーディングに一般化することができる。
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