論文の概要: Eurasian-Scale Experimental Satellite-based Quantum Key Distribution
with Detector Efficiency Mismatch Analysis
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2310.17476v1
- Date: Thu, 26 Oct 2023 15:26:48 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-10-27 19:37:05.276276
- Title: Eurasian-Scale Experimental Satellite-based Quantum Key Distribution
with Detector Efficiency Mismatch Analysis
- Title(参考訳): 検出効率のミスマッチ解析によるユーラシア規模の実験衛星による量子鍵分布
- Authors: Aleksandr V. Khmelev, Alexey V. Duplinsky, Ruslan M. Bakhshaliev, Egor
I. Ivchenko, Liubov V. Pismeniuk, Vladimir F. Mayboroda, Ivan S. Nesterov,
Arkadiy N. Chernov, Anton S. Trushechkin, Evgeniy O. Kiktenko, Vladimir L.
Kurochkin, Aleksey K. Fedorov
- Abstract要約: 我々は,ミシウス衛星を用いたZvenigorodとNanshanの量子安全リンクの確立を可能にする600mm地上局の設計結果について報告する。
量子通信セッションの結果,2.5Mbits,総最終鍵長310kbitが得られた。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 32.33017977520031
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The Micius satellite is the pioneering initiative to demonstrate quantum
teleportation, entanglement distribution, quantum key distribution (QKD), and
quantum-secured communications experiments at the global scale. In this work,
we report on the results of the 600-mm-aperture ground station design which has
enabled the establishment of a quantum-secured link between the Zvenigorod and
Nanshan ground stations using the Micius satellite. As a result of a quantum
communications session, an overall sifted key of 2.5 Mbits and a total final
key length of 310 kbits have been obtained. We present an extension of the
security analysis of the realization of satellite-based QKD decoy-state
protocol by taking into account the effect of the detection-efficiency mismatch
for four detectors. We also simulate the QKD protocol for the satellite passage
and by that validate our semi-empirical model for a realistic receiver, which
is in good agreement with the experimental data. Our results pave the way to
the considerations of realistic imperfection of the QKD systems, which are
important in the context of their practical security.
- Abstract(参考訳): ミシウス衛星は、量子テレポーテーション、絡み合い分布、量子鍵分布(QKD)、および世界規模での量子セキュリティ通信実験を実証する先駆的なイニシアチブである。
本研究では,600mm帯地上局の設計結果について報告し,ミキウス衛星を用いたズヴェニゴロド駅と南山地上局の量子セキュアな接続の確立を可能にした。
量子通信セッションの結果、2.5mbitの全体的なsifted keyと合計310kbitのfinal key lengthが得られた。
4つの検出器に対する検出効率のミスマッチの影響を考慮し、衛星ベースのQKDデコイ状態プロトコルの実現に関するセキュリティ分析の拡張を提案する。
また、衛星通過のためのQKDプロトコルをシミュレートし、実験データとよく一致した現実的な受信機のための準経験的モデルを検証する。
本研究は,QKDシステムにおける現実的不完全性の考慮への道を開いたものである。
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