論文の概要: How good are Large Language Models on African Languages?
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2311.07978v2
- Date: Tue, 30 Apr 2024 16:04:16 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-05-01 19:37:57.201850
- Title: How good are Large Language Models on African Languages?
- Title(参考訳): アフリカの言語における大規模言語モデルはどの程度優れているか?
- Authors: Jessica Ojo, Kelechi Ogueji, Pontus Stenetorp, David Ifeoluwa Adelani,
- Abstract要約: アフリカの60言語にまたがる6つのタスクにおける4つのポピュラーな大言語モデル(mT0, Aya, LLaMa 2, GPT-4)の分析を行った。
以上の結果から,全てのLLMはアフリカの言語では性能が低いことが示唆され,高リソース言語に比べて性能の差が大きいことが示唆された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 18.660783984850845
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/
- Abstract: Recent advancements in natural language processing have led to the proliferation of large language models (LLMs). These models have been shown to yield good performance, using in-context learning, even on tasks and languages they are not trained on. However, their performance on African languages is largely understudied relative to high-resource languages. We present an analysis of four popular large language models (mT0, Aya, LLaMa 2, and GPT-4) on six tasks (topic classification, sentiment classification, machine translation, summarization, question answering, and named entity recognition) across 60 African languages, spanning different language families and geographical regions. Our results suggest that all LLMs produce lower performance for African languages, and there is a large gap in performance compared to high-resource languages (such as English) for most tasks. We find that GPT-4 has an average to good performance on classification tasks, yet its performance on generative tasks such as machine translation and summarization is significantly lacking. Surprisingly, we find that mT0 had the best overall performance for cross-lingual QA, better than the state-of-the-art supervised model (i.e. fine-tuned mT5) and GPT-4 on African languages. Similarly, we find the recent Aya model to have comparable result to mT0 in almost all tasks except for topic classification where it outperform mT0. Overall, LLaMa 2 showed the worst performance, which we believe is due to its English and code-centric~(around 98%) pre-training corpus. Our findings confirms that performance on African languages continues to remain a hurdle for the current LLMs, underscoring the need for additional efforts to close this gap.
- Abstract(参考訳): 近年の自然言語処理の進歩は,大規模言語モデル(LLM)の普及につながっている。
これらのモデルは、トレーニングされていないタスクや言語であっても、コンテキスト内学習を使用して、優れたパフォーマンスが得られることが示されている。
しかしながら、アフリカの言語での彼らのパフォーマンスは、高リソース言語と比較して、ほとんど過小評価されていない。
6つの課題(トピック分類, 感情分類, 機械翻訳, 要約, 質問応答, 名前付きエンティティ認識)について, 60言語にまたがる4つの人気言語モデル(mT0, Aya, LLaMa 2, GPT-4)について, 異なる言語族と地理的領域にまたがって分析を行った。
以上の結果から,全てのLLMはアフリカの言語では性能が低いことが示唆され,ほとんどのタスクでは高リソース言語(英語など)に比べて性能の差が大きいことが示唆された。
GPT-4は, 機械翻訳や要約などの生成タスクにおいて, 平均的, 優れた性能を示すが, 性能は著しく低下している。
驚いたことに,mT0は言語間QAにおいて,最先端の教師付きモデル(mT5)やGPT-4よりも優れた性能を示した。
同様に、最近のAyaモデルは、mT0より優れているトピック分類を除いて、ほぼ全てのタスクにおいてmT0に匹敵する結果が得られる。
全体として、LLaMa 2は、英語とコード中心(約98%)の事前トレーニングコーパスのため、最悪のパフォーマンスを示した。
このギャップを埋めるために追加の努力が必要であることを強調し、アフリカ語のパフォーマンスが現在のLLMのハードルであり続けていることを確認した。
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