論文の概要: Deep learning-based instance segmentation for the precise automated
quantification of digital breast cancer immunohistochemistry images
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2311.13719v1
- Date: Wed, 22 Nov 2023 22:23:47 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-11-28 01:11:21.376570
- Title: Deep learning-based instance segmentation for the precise automated
quantification of digital breast cancer immunohistochemistry images
- Title(参考訳): ディジタル乳癌免疫組織化学画像の自動定量化のための深層学習に基づくインスタンス分割法
- Authors: Blanca Maria Priego-Torresa, Barbara Lobato-Delgado, Lidia
Atienza-Cuevas, Daniel Sanchez-Morillo
- Abstract要約: 深層学習に基づくインスタンスセグメンテーションアーキテクチャを用いて,IHCスライスに適用した核バイオマーカーと膜バイオマーカーの自動定量化の実現可能性を示した。
HE, ER, Ki-67 (核バイオマーカー) およびHER2 (膜バイオマーカー) IHC-stained image を用いてアノテーションを収集した。
我々は、2つのモデル(いわゆる核・膜認識セグメンテーションモデル)を訓練した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.8434042562191815
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
- Abstract: The quantification of biomarkers on immunohistochemistry breast cancer images
is essential for defining appropriate therapy for breast cancer patients, as
well as for extracting relevant information on disease prognosis. This is an
arduous and time-consuming task that may introduce a bias in the results due to
intra- and inter-observer variability which could be alleviated by making use
of automatic quantification tools. However, this is not a simple processing
task given the heterogeneity of breast tumors that results in non-uniformly
distributed tumor cells exhibiting different staining colors and intensity,
size, shape, and texture, of the nucleus, cytoplasm and membrane. In this
research work, we demonstrate the feasibility of using a deep learning-based
instance segmentation architecture for the automatic quantification of both
nuclear and membrane biomarkers applied to IHC-stained slides. We have solved
the cumbersome task of training set generation with the design and
implementation of a web platform, which has served as a hub for communication
and feedback between researchers and pathologists as well as a system for the
validation of the automatic image processing models. Through this tool, we have
collected annotations over samples of HE, ER and Ki-67 (nuclear biomarkers) and
HER2 (membrane biomarker) IHC-stained images. Using the same deep learning
network architecture, we have trained two models, so-called nuclei- and
membrane-aware segmentation models, which, once successfully validated, have
revealed to be a promising method to segment nuclei instances in IHC-stained
images. The quantification method proposed in this work has been integrated
into the developed web platform and is currently being used as a
decision-support tool by pathologists.
- Abstract(参考訳): 免疫組織化学乳がん画像におけるバイオマーカーの定量化は、乳癌患者に対する適切な治療、および疾患予後に関する関連情報の抽出に不可欠である。
これは、自動定量化ツールを使用することで軽減できる、サーバ内およびサーバ間ばらつきによる結果のバイアスをもたらす可能性のある、厳しい時間を要するタスクである。
しかし、乳腺腫瘍の不均一性から、核、細胞質、膜の異なる染色色、強度、大きさ、形状、テクスチャを示す非均一に分布する腫瘍細胞が得られるため、これは単純な処理ではない。
本研究では, 深層学習に基づくインスタンスセグメンテーションアーキテクチャを用いて, IHCスライスに適用した核バイオマーカーと膜バイオマーカーの自動定量化の実現可能性を示す。
我々は, 研究者と病理学者のコミュニケーションとフィードバックのハブとして, 自動画像処理モデルの検証システムとして機能する web プラットフォームの設計と実装を駆使して, 集合生成の訓練という厄介な課題を解決した。
本ツールを用いて,HE,ER,Ki-67(核バイオマーカー)およびHER2(膜バイオマーカー)IHC染色画像のアノテーションを収集した。
同じディープ・ラーニング・ネットワーク・アーキテクチャを用いて、いわゆる核・膜認識セグメンテーションモデル(nucleation-aware segmentation model)を訓練した。
本研究で提案する定量化手法は, 先進的なwebプラットフォームに統合され, 病理学者の意思決定支援ツールとして利用されている。
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