論文の概要: Banyan: Fast Rotating Leader BFT
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2312.05869v2
- Date: Wed, 30 Oct 2024 15:55:23 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-10-31 13:57:02.151202
- Title: Banyan: Fast Rotating Leader BFT
- Title（参考訳）: Banyan: 高速回転型リーダBFT
- Authors: Yann Vonlanthen, Jakub Sliwinski, Massimo Albarello, Roger Wattenhofer,
- Abstract要約: Banyanは、単一のラウンドトリップ時間でトランザクションを確認可能な、最初の回転型リーダステートマシンレプリケーションプロトコルである。
本稿では,高速経路におけるブロック終端遅延の最適化を可能にする新しいデュアルモード機構を提案する。
評価の結果,Banyanは最先端プロトコルと比較して,レイテンシを最大30%削減できることがわかった。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 20.52947785138998
- License:
- Abstract: This paper presents Banyan, the first rotating leader state machine replication (SMR) protocol that allows transactions to be confirmed in just a single round-trip time in the Byzantine fault tolerance (BFT) setting. Based on minimal alterations to the Internet Computer Consensus (ICC) protocol and with negligible communication overhead, we introduce a novel dual mode mechanism that enables optimal block finalization latency in the fast path. Crucially, the modes of operation are integrated, such that even if the fast path is not effective, no penalties are incurred. Moreover, our algorithm maintains the core attributes of the ICC protocol it is based on, including optimistic responsiveness and rotating leaders without the necessity for a view-change protocol. We prove the correctness of our protocol and provide an open-source implementation of it. Banyan is compared to its predecessor ICC, as well as other well known BFT protocols, in a globally distributed wide-area network. Our evaluation reveals that Banyan reduces latency by up to 30% compared to state-of-the-art protocols, without requiring additional security assumptions.
- Abstract（参考訳）: 本稿では,Banyanについて述べる。Banyanは,ビザンチンの耐障害性(BFT)設定において,単一のラウンドトリップ時間でトランザクションを確認可能な,最初の回転型状態マシンレプリケーション(SMR)プロトコルである。
インターネット・コンピュータ・コンセンサス(ICC)プロトコルの最小限の変更と無視可能な通信オーバーヘッドに基づいて、高速経路における最適なブロック終端遅延を可能にする新しいデュアルモード機構を導入する。
重要なことに、高速経路が有効でない場合でも罰則は発生しないような操作モードが統合される。
さらに,このアルゴリズムでは,ビューチェンジプロトコルを必要とせずに,楽観的な応答性やリーダの回転など,ICCプロトコルのコア属性を維持できる。
我々は,プロトコルの正しさを証明し,そのオープンソース実装を提供する。
バンヤンは、先代のICCや、他のよく知られたBFTプロトコルを、グローバルに分散した広域ネットワークで比較している。
我々の評価によると、Banyanはセキュリティ上の仮定を必要とせず、最先端プロトコルと比較してレイテンシを最大30%削減する。
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