論文の概要: Runtime Analysis of the SMS-EMOA for Many-Objective Optimization
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2312.10290v1
- Date: Sat, 16 Dec 2023 02:23:09 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-12-19 17:26:43.229236
- Title: Runtime Analysis of the SMS-EMOA for Many-Objective Optimization
- Title(参考訳): 多目的最適化のためのSMS-EMOAの実行時解析
- Authors: Weijie Zheng, Benjamin Doerr
- Abstract要約: 本稿では,多目的最適化のためのSMS-EMOAの厳密な実行時解析を行う。
まず,二目的OJZJベンチマークの m-目的 mOJZJ 問題である多目的 mOJZJ 問題を提案する。
SMS-EMOAは、このベンチマークの全前面を、期待される数$O(M2 nk)$で計算する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 16.904475483445452
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The widely used multiobjective optimizer NSGA-II was recently proven to have
considerable difficulties in many-objective optimization. In contrast,
experimental results in the literature show a good performance of the SMS-EMOA,
which can be seen as a steady-state NSGA-II that uses the hypervolume
contribution instead of the crowding distance as the second selection
criterion.
This paper conducts the first rigorous runtime analysis of the SMS-EMOA for
many-objective optimization. To this aim, we first propose a many-objective
counterpart, the m-objective mOJZJ problem, of the bi-objective OJZJ benchmark,
which is the first many-objective multimodal benchmark used in a mathematical
runtime analysis. We prove that SMS-EMOA computes the full Pareto front of this
benchmark in an expected number of $O(M^2 n^k)$ iterations, where $n$ denotes
the problem size (length of the bit-string representation), $k$ the gap size (a
difficulty parameter of the problem), and $M=(2n/m-2k+3)^{m/2}$ the size of the
Pareto front. This result together with the existing negative result on the
original NSGA-II shows that in principle, the general approach of the NSGA-II
is suitable for many-objective optimization, but the crowding distance as
tie-breaker has deficiencies.
We obtain three additional insights on the SMS-EMOA. Different from a recent
result for the bi-objective OJZJ benchmark, the stochastic population update
often does not help for mOJZJ. It results in a
$1/\Theta(\min\{Mk^{1/2}/2^{k/2},1\})$ speed-up, which is $\Theta(1)$ for large
$m$ such as $m>k$. On the positive side, we prove that heavy-tailed mutation
still results in a speed-up of order $k^{0.5+k-\beta}$. Finally, we conduct the
first runtime analyses of the SMS-EMOA on the bi-objective OneMinMax and LOTZ
benchmarks and show that it has a performance comparable to the GSEMO and the
NSGA-II.
- Abstract(参考訳): 広く使われている多目的最適化器NSGA-IIは、最近多目的最適化においてかなり困難であることが証明された。
これとは対照的に,実験結果からSMS-EMOAの性能は良好であり,第2選択基準として群集距離の代わりに超体積寄与を用いた定常NSGA-IIと見なすことができる。
本稿では,多目的最適化のためのSMS-EMOAの厳密な実行時解析を行う。
そこで本研究では,まず,2目的OJZJベンチマークの m-目的 mOJZJ 問題である多目的 mOJZJ 問題を数学的ランタイム解析に用いた最初の多目的マルチモーダルベンチマークを提案する。
SMS-EMOAは、このベンチマークの全Paretoフロントを$O(M^2 n^k)$イテレーションで計算し、$n$は問題サイズ(ビットストリング表現の長さ)、$kはギャップサイズ(問題の難易度パラメータ)、$M=(2n/m-2k+3)^{m/2}はParetoフロントのサイズである。
この結果と既存のNSGA-IIの負の結果は、原則としてNSGA-IIの一般的なアプローチは多目的最適化に適しているが、タイブレーカとしての群集距離には欠点があることを示している。
SMS-EMOAについてさらに3つの知見を得た。
bi-objective ojzjベンチマークの最近の結果とは異なり、確率的人口更新はmojzjにはあまり役に立たない。
1/\Theta(\min\{Mk^{1/2}/2^{k/2},1\})$スピードアップとなり、$m>k$のような大きな$m$に対して$\Theta(1)$となる。
正の面では、重く尾のついた突然変異がそれでも$k^{0.5+k-\beta}$のスピードアップをもたらすことを証明します。
最後に、二目的のOneMinMaxとLOTZベンチマークでSMS-EMOAの最初のランタイム解析を行い、GSEMOとNSGA-IIに匹敵する性能を示す。
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