論文の概要: Boosting energy transfer between quantum devices through spectrum
engineering in the dissipative ultrastrong coupling regime
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2312.12034v1
- Date: Tue, 19 Dec 2023 10:42:04 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-12-20 16:03:56.078757
- Title: Boosting energy transfer between quantum devices through spectrum
engineering in the dissipative ultrastrong coupling regime
- Title(参考訳): 散逸性超強結合系におけるスペクトル工学による量子デバイス間のエネルギー移動の促進
- Authors: Alba Crescente, Dario Ferraro, Maura Sassetti
- Abstract要約: フォトニックキャビティによって媒介される2つの量子デバイス間のコヒーレントエネルギー移動について検討した。
短い転送時間と高い充電パワーは、通常対処される弱いカップリングケースと比較して達成できる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The coherent energy transfer between two quantum devices (a quantum charger
and a quantum battery) mediated by a photonic cavity is investigated, in
presence of dissipative environments, with particular focus on the the
ultrastrong coupling regime. Here, very short transfer times and high charging
power can be achieved in comparison with the usually addressed weak coupling
case. Such phenomenology is further magnified by the presence of level
crossings appearing in the energy spectrum and which reveal very robust against
dissipative environmental effects. Moreover, by carefully control the physical
parameters of the model, e.g. the matter-radiation coupling and the frequencies
of the system, it is possible to tune these crossings making this device more
flexible and experimentally feasible. Finally to broaden our analysis, we
assume the possibility of choosing between a Fock and a coherent initial state
of the cavity, with the latter showing better energetic performances.
- Abstract(参考訳): フォトニックキャビティによって媒介される2つの量子デバイス(量子チャージャーと量子電池)間のコヒーレントなエネルギー伝達について,超強結合系に特に焦点をあてる散逸環境の存在下で検討した。
ここで、非常に短い転送時間と高い充電電力は、通常対処された弱いカップリングケースと比較して達成できる。
このような現象学は、エネルギースペクトルに現れるレベルの交差の存在によってさらに拡大され、散逸する環境効果に対して非常に堅牢である。
さらに、物質放射結合やシステムの周波数などのモデルの物理パラメータを慎重に制御することにより、これらの交差を調整し、このデバイスをより柔軟で実験的に実現することができる。
最後に, 解析の幅を広げるために, フォックとキャビティの初期状態のコヒーレントが選択可能であり, 後者の方がエネルギッシュな性能を示すと仮定した。
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