論文の概要: Could We Have Had Better Multilingual LLMs If English Was Not the Central Language?
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2402.13917v2
- Date: Fri, 5 Apr 2024 05:26:05 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-04-08 18:16:01.345727
- Title: Could We Have Had Better Multilingual LLMs If English Was Not the Central Language?
- Title(参考訳): 英語が中央言語でなければ、より優れた多言語LLMが必要か?
- Authors: Ryandito Diandaru, Lucky Susanto, Zilu Tang, Ayu Purwarianti, Derry Wijaya,
- Abstract要約: 大規模言語モデル(LLM)は、トレーニング対象の言語に対して強力な機械翻訳能力を示す。
我々の研究は、Llama2の翻訳能力について論じている。
実験の結果,7B Llama2モデルはこれまでに見たすべての言語に翻訳すると10 BLEU以上になることがわかった。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 4.655168524016426
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/
- Abstract: Large Language Models (LLMs) demonstrate strong machine translation capabilities on languages they are trained on. However, the impact of factors beyond training data size on translation performance remains a topic of debate, especially concerning languages not directly encountered during training. Our study delves into Llama2's translation capabilities. By modeling a linear relationship between linguistic feature distances and machine translation scores, we ask ourselves if there are potentially better central languages for LLMs other than English. Our experiments show that the 7B Llama2 model yields above 10 BLEU when translating into all languages it has seen, which rarely happens for languages it has not seen. Most translation improvements into unseen languages come from scaling up the model size rather than instruction tuning or increasing shot count. Furthermore, our correlation analysis reveals that syntactic similarity is not the only linguistic factor that strongly correlates with machine translation scores. Interestingly, we discovered that under specific circumstances, some languages (e.g. Swedish, Catalan), despite having significantly less training data, exhibit comparable correlation levels to English. These insights challenge the prevailing landscape of LLMs, suggesting that models centered around languages other than English could provide a more efficient foundation for multilingual applications.
- Abstract(参考訳): 大規模言語モデル(LLM)は、トレーニング対象の言語に対して強力な機械翻訳能力を示す。
しかし、特に訓練中に直接遭遇しない言語に関して、学習データサイズ以外の要因が翻訳性能に与える影響は議論の的となっている。
我々の研究は、Llama2の翻訳能力について論じている。
言語的特徴距離と機械翻訳スコアの線形関係をモデル化することにより、英語以外のLLMにより良い中央言語が存在するかどうかを自問する。
実験の結果,7B Llama2 モデルは,これまでに見たすべての言語に翻訳すると 10 BLEU 以上になることがわかった。
目に見えない言語への翻訳の改善のほとんどは、命令のチューニングやショット数の増加ではなく、モデルサイズをスケールアップすることによる。
さらに, 相関分析の結果, 機械翻訳スコアと強く相関する言語的要因は構文的類似性だけではないことがわかった。
興味深いことに、特定の状況下では、トレーニングデータが少ないにもかかわらず、いくつかの言語(スウェーデン語、カタルーニャ語など)が英語に匹敵する相関関係を示した。
これらの洞察は、LLMの一般的な景観に挑戦し、英語以外の言語を中心にしたモデルが、多言語アプリケーションのためのより効率的な基盤を提供する可能性があることを示唆している。
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