論文の概要: Do Large Language Models Solve ARC Visual Analogies Like People Do?
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2403.09734v2
- Date: Mon, 13 May 2024 11:20:23 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-05-14 23:54:21.960597
- Title: Do Large Language Models Solve ARC Visual Analogies Like People Do?
- Title(参考訳): 大規模言語モデルはARCの視覚的アナロジーを人のように解決するか?
- Authors: Gustaw Opiełka, Hannes Rosenbusch, Veerle Vijverberg, Claire E. Stevenson,
- Abstract要約: 我々は、新しいARCアイテム群において、人間と大規模言語モデル(LLM)のパフォーマンスを比較した。
以上の結果から, 子どもと大人の双方がこれらの課題においてLLMよりも優れていたことが示唆された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/4.0/
- Abstract: The Abstraction Reasoning Corpus (ARC) is a visual analogical reasoning test designed for humans and machines (Chollet, 2019). We compared human and large language model (LLM) performance on a new child-friendly set of ARC items. Results show that both children and adults outperform most LLMs on these tasks. Error analysis revealed a similar "fallback" solution strategy in LLMs and young children, where part of the analogy is simply copied. In addition, we found two other error types, one based on seemingly grasping key concepts (e.g., Inside-Outside) and the other based on simple combinations of analogy input matrices. On the whole, "concept" errors were more common in humans, and "matrix" errors were more common in LLMs. This study sheds new light on LLM reasoning ability and the extent to which we can use error analyses and comparisons with human development to understand how LLMs solve visual analogies.
- Abstract(参考訳): 抽象推論コーパス(ARC、Abstraction Reasoning Corpus)は、人間と機械向けに設計された視覚的類似推論テストである(Chollet, 2019)。
我々は、新しいARCアイテム群において、人間と大規模言語モデル(LLM)のパフォーマンスを比較した。
以上の結果から, 子どもと大人の双方がこれらの課題においてLLMよりも優れていたことが示唆された。
誤り分析の結果、LLMと幼児の類似した「フォールバック」ソリューション戦略が明らかとなった。
さらに、他の2つのエラータイプ(例:Inside-Outside)とアナログ入力行列の単純な組み合わせに基づくキー概念(例:Inside-Outside)を発見した。
全体として、人間では「概念」エラーが一般的であり、LLMでは「マトリックス」エラーが一般的であった。
この研究は、LLMの推論能力と、LLMが視覚的類似をどう解決するかを理解するために、エラー解析と人間開発との比較を利用できる範囲に新たな光を当てた。
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