論文の概要: Experimental demonstration of improved reference-frame-independent quantum key distribution over 175km
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2403.10294v1
- Date: Fri, 15 Mar 2024 13:33:19 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-03-18 17:01:25.299848
- Title: Experimental demonstration of improved reference-frame-independent quantum key distribution over 175km
- Title(参考訳): 改良された参照フレーム非依存量子鍵分布の175kmでの実証実験
- Authors: Zhiyu Tian, Ziran Xie, Rong Wang, Chunmei Zhang, Shihai Sun,
- Abstract要約: 我々は、Eveにリークした境界情報の統計量を含む改良されたRFI-QKDプロトコルを実験的に実証した。
本研究は、RFI-QKDにより達成可能な通信距離を延長し、その実用化に顕著な進展をもたらすものと信じている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 16.568217699253452
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Reference-frame-independent (RFI) quantum key distribution (QKD) presents promising advantages, especially for mobile-platform-based implementations, as it eliminates the need for active reference frame calibration. While RFI-QKD has been explored in various studies, limitations in key rate and distance persist due to finite data collection. In this study, we experimentally demonstrate an improved RFI-QKD protocol proposed by Zhu \textit{et al.} [Opt. Lett. 47, 4219 (2022)], featuring a statistical quantity for bounding information leaked to Eve that exhibits more insensitivity to statistical fluctuations and more robustness to variations in the reference frame. Taking into account finite-size considerations and potential general attacks, RFI-QKD is implemented over a distance of 175 \si{\kilo\meter} in this work. We believe that our study extends the communication distance achievable by RFI-QKD, thereby constituting a notable advancement for its practical application.
- Abstract(参考訳): 参照フレーム非依存(RFI)量子鍵分布(QKD)は、特にモバイルプラットフォームベースの実装において、アクティブな参照フレームキャリブレーションの必要性を排除し、有望な利点を示す。
RFI-QKDは様々な研究で研究されているが、鍵レートと距離の制限は有限データ収集によって持続している。
本研究では,Zhu \textit{et al } [Opt. Lett. 47, 4219 (2022)]によって提案された改良されたRFI-QKDプロトコルを実験的に実証した。
RFI-QKDは、有限サイズの考慮と潜在的汎用攻撃を考慮して、175 {\displaystyle \si{\kilo\meter} の範囲で実装される。
本研究は,RFI-QKDにより達成可能な通信距離を延長し,その実用化に顕著な進展をもたらすと考えている。
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