論文の概要: Investigation of Purcell enhancement of quantum dots emitting in the telecom O-band with an open fiber-cavity
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2403.10960v3
- Date: Tue, 6 Aug 2024 15:00:49 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-08-07 19:12:22.018555
- Title: Investigation of Purcell enhancement of quantum dots emitting in the telecom O-band with an open fiber-cavity
- Title(参考訳): オープンファイバキャビティを有する通信Oバンドにおける量子ドットのパーセル化の検討
- Authors: Julian Maisch, Jonas Grammel, Nam Tran, Michael Jetter, Simone L. Portalupi, David Hunger, Peter Michler,
- Abstract要約: 光マイクロキャビティに統合された単一光子エミッタは、量子通信アプリケーションにおいて重要な要素である。
通信Oバンドに放出される半導体量子ドット(QD)について検討し,オープンファイバキャビティに集積する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.4537124110113416
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Single-photon emitters integrated in optical micro-cavities are key elements in quantum communication applications. However, optimizing their emission properties and achieving efficient cavity coupling remain significant challenges. In this study, we investigate semiconductor quantum dots (QDs) emitting in the telecom O-band and integrate them in an open fiber-cavity. Such cavities offer spatial and spectral tunability and intrinsic fiber-coupling. The design promises high collection efficiency and enables the investigation of multiple emitters in heterogeneous samples. We observe a reduction of the decay times of several individual emitters by up to a factor of $2.46(2)$ due to the Purcell effect. We comprehensively analyze the current limitations of the system, including cavity and emitter properties, the impact of the observed regime where cavity and emitter linewidths are comparable, as well as the mechanical fluctuations of the cavity length. The results elucidate the path towards efficient telecom quantum light sources.
- Abstract(参考訳): 光マイクロキャビティに統合された単一光子エミッタは、量子通信アプリケーションにおいて重要な要素である。
しかしながら、その放出特性を最適化し、効率的な空洞結合を実現することは大きな課題である。
本研究では,通信Oバンドに放出される半導体量子ドット(QD)について検討し,オープンファイバキャビティに集積する。
このようなキャビティは、空間的およびスペクトル的なチューニング性と本質的なファイバーカップリングを提供する。
この設計は、高い収集効率を約束し、異種試料中の複数のエミッタの調査を可能にする。
我々は、パーセル効果により、複数の個々のエミッタの崩壊時間を最大2.46(2)$まで減少させるのを観察する。
本研究では,キャビティとエミッタ特性,キャビティとエミッタのライン幅が同等である観測状態の影響,キャビティの長さの機械的変動など,システムの現在の限界を包括的に解析する。
その結果、効率的なテレコム量子光源への道筋が解明された。
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