論文の概要: Characterization and stability measurement of deployed multicore fibers
for quantum applications
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2103.06849v1
- Date: Thu, 11 Mar 2021 18:24:59 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-08 11:04:42.647698
- Title: Characterization and stability measurement of deployed multicore fibers
for quantum applications
- Title(参考訳): 量子応用のためのマルチコアファイバの特性と安定性の測定
- Authors: Davide Bacco, Nicola Biagi, Ilaria Vagniluca, Tetsuya Hayashi, Antonio
Mecozzi, Cristian Antonelli, Leif K. Oxenl{\o}we, Alessandro Zavatta
- Abstract要約: 我々は,L'Aquila市の地下に設置した4コアマルチコアファイバの複数ストランドを,位相安定性の観点から初めて特徴付ける。
本研究では,高次元量子鍵分布や量子ベース環境センサなどの量子強化方式を実現するために,そのようなインフラを利用することの可能性を検討する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 50.591267188664666
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Multicore fibers are expected to be a game-changer in the coming decades
thanks to their intrinsic properties, allowing a larger transmission bandwidth
and a lower footprint in optical communications. In addition, multicore fibers
have recently been explored for quantum communication, attesting their
uniqueness in transporting high-dimensional quantum states. However,
investigations and experiments reported in literature have been carried out in
research laboratories, typically making use of short fiber links in controlled
environments. Thus, the possibility of using long distance multicore fibers for
quantum applications is still to be proven. We here characterize for the first
time, in terms of phase stability, multiple strands of a 4-core multicore fiber
installed underground in the city of L'Aquila, with an overall fiber length up
to about 25 km. In this preliminary study, we investigate the possibility of
using such an infrastructure to implement quantum-enhanced schemes, such as
high-dimensional quantum key distribution, quantum-based environmental sensors,
and more in general quantum communication protocols.
- Abstract(参考訳): マルチコアファイバは、本質的な特性により、今後数十年間はゲームチェンジャーとして期待され、伝送帯域が広くなり、光通信のフットプリントも小さくなる。
さらに、近年、マルチコアファイバーが量子通信のために研究され、高次元量子状態の輸送におけるその特異性が証明されている。
しかし、文献で報告されている研究や実験は、主に制御された環境で短繊維リンクを利用する研究施設で行われている。
したがって、量子応用に長距離マルチコアファイバを用いる可能性はまだ証明されていない。
ここで、位相安定性の観点から初めて、ラキラ市に4コアのマルチコアファイバーの複数のストランドが設置され、全体の繊維長は約25kmである。
本稿では,高次元量子鍵分布,量子ベース環境センサなど,量子通信プロトコルにおいて,そのようなインフラを用いて量子化方式を実現する可能性について検討する。
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