論文の概要: Removing Speaker Information from Speech Representation using Variable-Length Soft Pooling
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2404.00856v1
- Date: Mon, 1 Apr 2024 01:49:09 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-04-04 01:31:23.549686
- Title: Removing Speaker Information from Speech Representation using Variable-Length Soft Pooling
- Title(参考訳): 可変長ソフトポーリングを用いた音声表現からの話者情報の除去
- Authors: Injune Hwang, Kyogu Lee,
- Abstract要約: 本稿では,音声の構造的性質を利用して話者情報を除去することを目的とする。
ニューラルネットワークはこれらの境界を予測し、イベントベースの表現抽出のための可変長プーリングを可能にする。
学習した表現が内容情報を含み、話者情報とは無関係であることを確認するため、リブリライトの音声ABXタスクとSUPERBの話者識別タスクを用いてモデルの評価を行った。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 16.73336092521471
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/
- Abstract: Recently, there have been efforts to encode the linguistic information of speech using a self-supervised framework for speech synthesis. However, predicting representations from surrounding representations can inadvertently entangle speaker information in the speech representation. This paper aims to remove speaker information by exploiting the structured nature of speech, composed of discrete units like phonemes with clear boundaries. A neural network predicts these boundaries, enabling variable-length pooling for event-based representation extraction instead of fixed-rate methods. The boundary predictor outputs a probability for the boundary between 0 and 1, making pooling soft. The model is trained to minimize the difference with the pooled representation of the data augmented by time-stretch and pitch-shift. To confirm that the learned representation includes contents information but is independent of speaker information, the model was evaluated with libri-light's phonetic ABX task and SUPERB's speaker identification task.
- Abstract(参考訳): 近年,音声合成のための自己教師型フレームワークを用いて,音声の言語情報を符号化する取り組みが進められている。
しかし、周囲の表現から表現を予測することは、音声表現において不注意に話者情報を絡めることがある。
本研究の目的は、明瞭な境界を持つ音素のような独立した単位からなる音声の構造的性質を利用して、話者情報を除去することである。
ニューラルネットワークはこれらの境界を予測し、固定レートメソッドの代わりにイベントベースの表現抽出のための可変長プーリングを可能にする。
境界予測器は、0と1の境界の確率を出力し、プーリングをソフトにする。
このモデルは、タイムストレッチとピッチシフトによって強化されたデータのプール表現との違いを最小限に抑えるよう訓練されている。
学習した表現が内容情報を含み、話者情報とは無関係であることを確認するため、リブリライトの音声ABXタスクとSUPERBの話者識別タスクを用いてモデルの評価を行った。
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