論文の概要: Estimating the Causal Effects of Natural Logic Features in Transformer-Based NLI Models
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2404.02622v1
- Date: Wed, 3 Apr 2024 10:22:35 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-04-04 17:50:35.087185
- Title: Estimating the Causal Effects of Natural Logic Features in Transformer-Based NLI Models
- Title(参考訳): 変圧器を用いたNLIモデルにおける自然論理的特徴の因果効果の推定
- Authors: Julia Rozanova, Marco Valentino, André Freitas,
- Abstract要約: 文脈介入の効果を測定するために因果効果推定手法を適用した。
本研究はトランスフォーマーの無関係な変化に対する堅牢性と影響の高い変化に対する感受性について検討する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 16.328341121232484
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Rigorous evaluation of the causal effects of semantic features on language model predictions can be hard to achieve for natural language reasoning problems. However, this is such a desirable form of analysis from both an interpretability and model evaluation perspective, that it is valuable to investigate specific patterns of reasoning with enough structure and regularity to identify and quantify systematic reasoning failures in widely-used models. In this vein, we pick a portion of the NLI task for which an explicit causal diagram can be systematically constructed: the case where across two sentences (the premise and hypothesis), two related words/terms occur in a shared context. In this work, we apply causal effect estimation strategies to measure the effect of context interventions (whose effect on the entailment label is mediated by the semantic monotonicity characteristic) and interventions on the inserted word-pair (whose effect on the entailment label is mediated by the relation between these words). Extending related work on causal analysis of NLP models in different settings, we perform an extensive interventional study on the NLI task to investigate robustness to irrelevant changes and sensitivity to impactful changes of Transformers. The results strongly bolster the fact that similar benchmark accuracy scores may be observed for models that exhibit very different behaviour. Moreover, our methodology reinforces previously suspected biases from a causal perspective, including biases in favour of upward-monotone contexts and ignoring the effects of negation markers.
- Abstract(参考訳): 言語モデル予測における意味的特徴の因果的影響の厳密な評価は、自然言語推論問題において達成し難い。
しかし、これは解釈可能性とモデル評価の観点からの望ましい分析形態であり、広く使われているモデルにおける体系的推論失敗を識別し定量化するのに十分な構造と規則性を持つ推論の特定のパターンを調べることが重要である。
本稿では、2つの文(前提と仮説)にまたがって2つの関連する単語/項が共有された文脈で発生する場合において、明示的な因果図を体系的に構築できるNLIタスクの一部を選択する。
本研究では、文脈介入(エンターメントラベルに対する効果が意味的単調性特性によって媒介される)と挿入語ペアに対する介入(エンターメントラベルに対する効果がこれらの単語の関係によって媒介される)の効果を測定するために因果効果推定戦略を適用した。
異なる環境下でのNLPモデルの因果解析に関する関連研究を拡張し,非関係な変化に対するロバスト性,およびトランスフォーマーの衝撃的な変化に対する感受性について検討するため,NLIタスクに対する広範な介入研究を行った。
結果は、非常に異なる振る舞いを示すモデルに対して、類似のベンチマーク精度スコアが観測されるという事実を強く支持する。
さらに,本手法は,上向き単調な文脈を優先するバイアスや否定マーカーの効果を無視するバイアスなど,因果的視点から疑わしい偏見を補強する。
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