論文の概要: Incoherent polariton dynamics and nonlinearities in organic light-emitting diodes
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2404.04257v1
- Date: Fri, 5 Apr 2024 17:59:59 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-04-08 15:26:09.615540
- Title: Incoherent polariton dynamics and nonlinearities in organic light-emitting diodes
- Title(参考訳): 有機発光ダイオードの非コヒーレント偏光子ダイナミクスと非線形性
- Authors: Olli Siltanen, Kimmo Luoma, Konstantinos S. Daskalakis,
- Abstract要約: 有機発光ダイオード(OLED)は、環境に優しい点と柔軟性で光を再定義している。
鏡を使ってOLED内部の光を集光することで得られる強い光・物質結合は、残りの75%の電子状態を活性化する分極子を生成する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Organic light-emitting diodes (OLEDs) have redefined lighting with their environment-friendliness and flexibility. However, only 25 % of the electronic states of fluorescent molecules can emit light upon electrical excitation, limiting the overall efficiency of OLEDs. Strong light-matter coupling, achieved by confining light within OLEDs using mirrors, generates polaritons - hybrid light-matter states - that could activate the remaining 75 % electronic states. Here, we show how different processes in such polariton OLEDs can be expected to change using a phenomenological quantum master equation model. We are especially interested in reverse inter-system crossing happening directly from the dark triplet states to the emitting lower polariton. We derive a simple expression for the enhancement factor of polaritonic RISC in the linear regime. In addition, we explore the extension of our model to higher dimensions and study some potential effects of strong coupling on nonlinear processes such as triplet-triplet annihilation.
- Abstract(参考訳): 有機発光ダイオード(OLED)は、環境に優しい点と柔軟性で光を再定義している。
しかし、蛍光分子の電子状態の25%しか電気的励起によって発光できないため、OLEDの全体的な効率は制限される。
鏡を使ってOLED内に光を閉じ込めることで実現された強い光物質結合は、残りの75%の電子状態を活性化できる分極子(ハイブリッド光物質状態)を生成する。
ここでは、現象論的量子マスター方程式モデルを用いて、このような偏光子OLEDの異なるプロセスがどのように変化するかを示す。
我々は特に、暗い三重項状態から放出される下方偏光子に直接起こる逆系間交差に関心を持っている。
線形状態における分極RISCの増強係数の簡単な表現を導出する。
さらに, モデルから高次元への拡張について検討し, トリプルトリップレット消滅などの非線形過程における強結合の影響について検討する。
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