論文の概要: Programmable Photonic Quantum Circuits with Ultrafast Time-bin Encoding
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2404.17657v1
- Date: Fri, 26 Apr 2024 18:50:01 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-04-30 20:00:20.282111
- Title: Programmable Photonic Quantum Circuits with Ultrafast Time-bin Encoding
- Title(参考訳): 超高速時間ビン符号化によるプログラマブルフォトニック量子回路
- Authors: Frédéric Bouchard, Kate Fenwick, Kent Bonsma-Fisher, Duncan England, Philip J. Bustard, Khabat Heshami, Benjamin Sussman,
- Abstract要約: 光子の超高速時間ビン符号化を利用した量子情報処理プラットフォームを提案する。
提案アーキテクチャは、光誘起非線形性および複屈折材料を用いて処理された超高速時間ビンの情報を符号化する。
2つの独立した実験を通して、スケーラブルなフォトニック量子情報処理の可能性を示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We propose a quantum information processing platform that utilizes the ultrafast time-bin encoding of photons. This approach offers a pathway to scalability by leveraging the inherent phase stability of collinear temporal interferometric networks at the femtosecond-to-picosecond timescale. The proposed architecture encodes information in ultrafast temporal bins processed using optically induced nonlinearities and birefringent materials while keeping photons in a single spatial mode. We demonstrate the potential for scalable photonic quantum information processing through two independent experiments that showcase the platform's programmability and scalability, respectively. The scheme's programmability is demonstrated in the first experiment, where we successfully program 362 different unitary transformations in up to 8 dimensions in a temporal circuit. In the second experiment, we show the scalability of ultrafast time-bin encoding by building a passive optical network, with increasing circuit depth, of up to 36 optical modes. In each experiment, fidelities exceed 97\%, while the interferometric phase remains passively stable for several days.
- Abstract(参考訳): 光子の超高速時間ビン符号化を利用した量子情報処理プラットフォームを提案する。
このアプローチは、フェムト秒からピコ秒までの時間スケールでコリニア時間間干渉ネットワークの固有の位相安定性を活用することにより、スケーラビリティへの経路を提供する。
提案アーキテクチャでは,光子を単一空間モードに保ちながら,光誘起非線形性および複屈折材料を用いて処理した超高速時間ビンの情報を符号化する。
我々は,2つの独立した実験を通じて,スケーラブルなフォトニック量子情報処理の可能性を示す。
最初の実験では,時間回路で最大8次元の362個のユニタリ変換をプログラムした。
第2の実験では、最大36光モードの受動光ネットワークを構築することにより、超高速なタイムビン符号化のスケーラビリティを示す。
それぞれの実験では、忠実度は97\%を超え、インターフェロメトリー相は数日間受動的に安定している。
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