論文の概要: Tunable coupling of a quantum phononic resonator to a transmon qubit with flip-chip architecture
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2404.18540v1
- Date: Mon, 29 Apr 2024 09:28:45 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-04-30 14:17:13.817847
- Title: Tunable coupling of a quantum phononic resonator to a transmon qubit with flip-chip architecture
- Title(参考訳): 量子フォノン共振器のフリップチップ構造を持つトランモン量子ビットへの可変結合
- Authors: Xinhui Ruan, Li Li, Guihan Liang, Silu Zhao, Jia-heng Wang, Yizhou Bu, Bingjie Chen, Xiaohui Song, Xiang Li, He Zhang, Jinzhe Wang, Qianchuan Zhao, Kai Xu, Heng Fan, Yu-xi Liu, Jing Zhang, Zhihui Peng, Zhongcheng Xiang, Dongning Zheng,
- Abstract要約: フォノンと量子ビット間の可変結合を持つハイブリッドシステムは、量子情報処理を前進させる大きな可能性を示している。
本研究では, 表面波共振器 (SAW) とトランスモンキュービットとの強い結合をガルバニック-接触フリップチップ技術に基づいて実証する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 27.214977464945797
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: A hybrid system with tunable coupling between phonons and qubits shows great potential for advancing quantum information processing. In this work, we demonstrate strong and tunable coupling between a surface acoustic wave (SAW) resonator and a transmon qubit based on galvanic-contact flip-chip technique. The coupling strength varies from $2\pi\times$7.0 MHz to -$2\pi\times$20.6 MHz, which is extracted from different vacuum Rabi oscillation frequencies. The phonon-induced ac Stark shift of the qubit at different coupling strengths is also shown. Our approach offers a good experimental platform for exploring quantum acoustics and hybrid systems.
- Abstract(参考訳): フォノンと量子ビット間の可変結合を持つハイブリッドシステムは、量子情報処理を前進させる大きな可能性を示している。
本研究では, 表面波共振器 (SAW) とトランスモンキュービットとの強い結合をガルバニック-接触フリップチップ技術に基づいて実証する。
結合強度は2.pi\times$7.0 MHz から -2.pi\times$20.6 MHz まで様々で、真空ラビ振動周波数から抽出される。
結合強度の異なるクビットのフォノン誘起アクスタークシフトも示す。
我々のアプローチは、量子音響学とハイブリッドシステムを研究するための優れた実験プラットフォームを提供する。
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