論文の概要: Gain-induced group delay in spontaneous parametric down-conversion
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2405.07909v1
- Date: Mon, 13 May 2024 16:42:19 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-05-14 12:56:21.378631
- Title: Gain-induced group delay in spontaneous parametric down-conversion
- Title(参考訳): 自発性パラメトリックダウンコンバージョンにおけるゲイン誘発群遅延
- Authors: Guillaume Thekkadath, Martin Houde, Duncan England, Philip Bustard, Frédéric Bouchard, Nicolás Quesada, Ben Sussman,
- Abstract要約: 高利得型II型パラメトリックダウンコンバージョン源で発生する多光子パルス間の利得誘起群遅延を実験的に記述した。
グループ遅延は生成した光子の識別可能性をもたらすため、量子干渉デバイスを設計する際の補償が重要である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Strongly-driven nonlinear optical processes such as spontaneous parametric down-conversion and spontaneous four-wave mixing can produce multiphoton nonclassical beams of light which have applications in quantum information processing and sensing. In contrast to the low-gain regime, new physical effects arise in a high-gain regime due to the interactions between the nonclassical light and the strong pump driving the nonlinear process. Here, we describe and experimentally observe a gain-induced group delay between the multiphoton pulses generated in a high-gain type-II spontaneous parametric down-conversion source. Since the group delay introduces distinguishability between the generated photons, it will be important to compensate for it when designing quantum interference devices in which strong optical nonlinearities are required.
- Abstract(参考訳): 自発パラメトリックダウンコンバージョンや自発四波混合のような強駆動の非線形光学プロセスは、量子情報処理やセンシングに応用できる多光子非古典光線を生成することができる。
低利得状態とは対照的に、非古典的な光と非線形過程を駆動する強いポンプとの相互作用により、高利得状態に新しい物理的効果が生じる。
本稿では,高利得型II型パラメトリックダウンコンバージョン源で発生する多光子パルス間の利得誘起群遅延を実験的に記述する。
群遅延は生成した光子の識別可能性をもたらすため、強い光非線形性を必要とする量子干渉デバイスを設計する際には、それを補償することが重要である。
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