論文の概要: Case-Based Reasoning Approach for Solving Financial Question Answering
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2405.13044v1
- Date: Sat, 18 May 2024 10:06:55 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-05-25 04:41:59.079756
- Title: Case-Based Reasoning Approach for Solving Financial Question Answering
- Title(参考訳): ケースベース推論による財務質問応答の解法
- Authors: Yikyung Kim, Jay-Yoon Lee,
- Abstract要約: FinQAは財務文書の数値推論データセットを導入した。
ケースベース推論(CBR)を用いた数値推論問題に対する新しいアプローチを提案する。
本モデルでは,質問に対処する関連事例を検索し,検索した事例と文脈情報に基づいて回答を生成する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 5.10832476049103
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Measuring a machine's understanding of human language often involves assessing its reasoning skills, i.e. logical process of deriving answers to questions. While recent language models have shown remarkable proficiency in text based tasks, their efficacy in complex reasoning problems involving heterogeneous information such as text, tables, and numbers remain uncertain. Addressing this gap, FinQA introduced a numerical reasoning dataset for financial documents and simultaneously proposed a program generation approach . Our investigation reveals that half of the errors (48%) stem from incorrect operations being generated. To address this issue, we propose a novel approach to tackle numerical reasoning problems using case based reasoning (CBR), an artificial intelligence paradigm that provides problem solving guidance by offering similar cases (i.e. similar questions and corresponding logical programs). Our model retrieves relevant cases to address a given question, and then generates an answer based on the retrieved cases and contextual information. Through experiments on the FinQA dataset, we demonstrate competitive performance of our approach and additionally show that by expanding case repository, we can help solving complex multi step programs which FinQA showed weakness of.
- Abstract(参考訳): 機械の人間の言語に対する理解を測定するには、しばしば推論スキル、すなわち質問に対する回答を導出する論理的プロセスを評価する。
近年の言語モデルは、テキストベースタスクにおいて顕著な習熟度を示しているが、テキスト、表、数字などの異種情報を含む複雑な推論問題における有効性は、いまだに不明である。
このギャップに対処するため、FinQAは財務文書の数値推論データセットを導入し、同時にプログラム生成アプローチを提案した。
調査の結果,誤りの半数 (48%) が不正操作の発生によるものであることが判明した。
この問題に対処するため,ケースベース推論(CBR)を用いた数値推論問題の解法を提案する。
本モデルでは,質問に対処する関連事例を検索し,検索した事例と文脈情報に基づいて回答を生成する。
FinQAデータセットの実験を通じて、我々のアプローチの競合性能を実証し、さらにケースリポジトリを拡張することで、FinQAの弱点を示す複雑なマルチステッププログラムの解決に役立てることができることを示す。
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