論文の概要: Think out Loud: Emotion Deducing Explanation in Dialogues
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2406.04758v1
- Date: Fri, 7 Jun 2024 08:58:29 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-06-10 14:50:13.616410
- Title: Think out Loud: Emotion Deducing Explanation in Dialogues
- Title(参考訳): ラウドを思い浮かべて: 対話における感情誘発説明
- Authors: Jiangnan Li, Zheng Lin, Lanrui Wang, Qingyi Si, Yanan Cao, Mo Yu, Peng Fu, Weiping Wang, Jie Zhou,
- Abstract要約: 対話における感情推論(Emotion Deducing Explanation in Dialogues)を提案する。
EDENは感情と原因を明確な考え方で認識する。
大規模言語モデル(LLM)が感情や原因をよりよく認識するのに役立ちます。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 57.90554323226896
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Humans convey emotions through daily dialogues, making emotion understanding a crucial step of affective intelligence. To understand emotions in dialogues, machines are asked to recognize the emotion for an utterance (Emotion Recognition in Dialogues, ERD); based on the emotion, then find causal utterances for the emotion (Emotion Cause Extraction in Dialogues, ECED). The setting of the two tasks requires first ERD and then ECED, ignoring the mutual complement between emotion and cause. To fix this, some new tasks are proposed to extract them simultaneously. Although the current research on these tasks has excellent achievements, simply identifying emotion-related factors by classification modeling lacks realizing the specific thinking process of causes stimulating the emotion in an explainable way. This thinking process especially reflected in the reasoning ability of Large Language Models (LLMs) is under-explored. To this end, we propose a new task "Emotion Deducing Explanation in Dialogues" (EDEN). EDEN recognizes emotion and causes in an explicitly thinking way. That is, models need to generate an explanation text, which first summarizes the causes; analyzes the inner activities of the speakers triggered by the causes using common sense; then guesses the emotion accordingly. To support the study of EDEN, based on the existing resources in ECED, we construct two EDEN datasets by human effort. We further evaluate different models on EDEN and find that LLMs are more competent than conventional PLMs. Besides, EDEN can help LLMs achieve better recognition of emotions and causes, which explores a new research direction of explainable emotion understanding in dialogues.
- Abstract(参考訳): 人間は毎日の対話を通じて感情を伝達し、感情を理解することが感情的な知性の重要なステップとなる。
対話における感情を理解するために、機械は、発話に対する感情(対話における感情認識、EDD)を認識し、感情に基づいて、感情に対する因果発話(対話における感情原因抽出、ECED)を見つけるよう求められる。
2つのタスクの設定にはまずEDRとECEDが必要で、感情と原因の相互補完を無視します。
これを解決するために, 同時に抽出するタスクが提案されている。
これらの課題に関する現在の研究には優れた成果があるが、分類モデルによる感情関連要因の同定は、説明可能な方法で感情を刺激する原因の具体的な思考過程を欠いている。
この思考過程は特にLarge Language Models(LLM)の推論能力に反映されている。
そこで本研究では,対話における感情推論(Emotion Deducing Explanation in Dialogues,EDEN)を提案する。
EDENは感情と原因を明確な考え方で認識する。
すなわち、モデルは、まず原因を要約した説明文を生成し、共通の感覚を用いて原因によって引き起こされる話者の内部活動を分析し、それに従って感情を推測する。
EDENの研究を支援するため,ECEDの既存のリソースを基に,人間の努力で2つのEDENデータセットを構築した。
さらに、EDEN上で異なるモデルを評価し、従来のPLMよりもLCMの方が有能であることを示す。
さらにEDENは、LLMが感情や原因をよりよく認識するのに役立つ。
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