論文の概要: Teaching-Assistant-in-the-Loop: Improving Knowledge Distillation from Imperfect Teacher Models in Low-Budget Scenarios
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2406.05322v1
- Date: Sat, 8 Jun 2024 02:17:43 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-06-11 20:24:20.072449
- Title: Teaching-Assistant-in-the-Loop: Improving Knowledge Distillation from Imperfect Teacher Models in Low-Budget Scenarios
- Title(参考訳): 低予算シナリオにおける教師モデルからの知識蒸留の改善
- Authors: Yuhang Zhou, Wei Ai,
- Abstract要約: 3種類の信号型を利用した3成分フレームワークを提案する。
最初の信号は学生の自己整合性(学生の複数の出力の整合性)であり、学生の自信の代用となる。
提案した2段階フレームワークは,データセット間の信号を持たない微調整と比較して,20.79%の相対的な改善を実現している。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 3.818273633647809
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: There is increasing interest in distilling task-specific knowledge from large language models (LLM) to smaller student models. Nonetheless, LLM distillation presents a dual challenge: 1) there is a high cost associated with querying the teacher LLM, such as GPT-4, for gathering an ample number of demonstrations; 2) the teacher LLM might provide imperfect outputs with a negative impact on the student's learning process. To enhance sample efficiency within resource-constrained, imperfect teacher scenarios, we propose a three-component framework leveraging three signal types. The first signal is the student's self-consistency (consistency of student multiple outputs), which is a proxy of the student's confidence. Specifically, we introduce a ``teaching assistant'' (TA) model to assess the uncertainty of both the student's and the teacher's outputs via confidence scoring, which serves as another two signals for student training. Furthermore, we propose a two-stage training schema to first warm up the student with a small proportion of data to better utilize student's signal. Experiments have shown the superiority of our proposed framework for four complex reasoning tasks. On average, our proposed two-stage framework brings a relative improvement of up to 20.79% compared to fine-tuning without any signals across datasets.
- Abstract(参考訳): 大規模言語モデル(LLM)からより小さな学生モデルへのタスク固有の知識の蒸留への関心が高まっている。
それでも、LLM蒸留は二重課題である。
1) 多数の実演を収集するために, GPT-4 などの教師 LLM を照会する際には, 高いコストがかかる。
2) 教師のLLMは, 学習過程に悪影響を及ぼすことなく, 不完全なアウトプットを提供する可能性がある。
資源制約のない教師シナリオにおけるサンプル効率を向上させるために,3種類の信号タイプを活用した3成分フレームワークを提案する。
最初の信号は学生の自己整合性(学生の複数の出力の整合性)であり、学生の自信の代用となる。
具体的には,学生と教師のアウトプットの不確実性を評価するための「教師支援」モデルを導入する。
さらに,学生の信号をよりよく活用するために,学生を少量のデータで温めるための2段階のトレーニングスキーマを提案する。
4つの複雑な推論タスクにおいて,提案手法の優位性を示す実験を行った。
提案した2段階フレームワークは,データセット間の信号を持たない微調整に比べて,平均で20.79%の相対的な改善を実現している。
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