論文の概要: How structured are the representations in transformer-based vision encoders? An analysis of multi-object representations in vision-language models
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2406.09067v2
- Date: Tue, 18 Jun 2024 12:27:36 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-06-20 01:05:59.616094
- Title: How structured are the representations in transformer-based vision encoders? An analysis of multi-object representations in vision-language models
- Title(参考訳): 変換器を用いた視覚エンコーダにおける表現はどの程度構造化されているか? 視覚言語モデルにおける多目的表現の分析
- Authors: Tarun Khajuria, Braian Olmiro Dias, Jaan Aru,
- Abstract要約: そのような抽象表現の極端な形は記号である。
この研究は、視覚エンコーダにおけるそのような構造化された表現の状態を推定する。
マルチオブジェクトシーンにおける基本的な下流タスクにおいて、これらのモデルの障害モードを引き起こすネットワークダイナミクスを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 2.048226951354646
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Forming and using symbol-like structured representations for reasoning has been considered essential for generalising over novel inputs. The primary tool that allows generalisation outside training data distribution is the ability to abstract away irrelevant information into a compact form relevant to the task. An extreme form of such abstract representations is symbols. Humans make use of symbols to bind information while abstracting away irrelevant parts to utilise the information consistently and meaningfully. This work estimates the state of such structured representations in vision encoders. Specifically, we evaluate image encoders in large vision-language pre-trained models to address the question of which desirable properties their representations lack by applying the criteria of symbolic structured reasoning described for LLMs to the image models. We test the representation space of image encoders like VIT, BLIP, CLIP, and FLAVA to characterise the distribution of the object representations in these models. In particular, we create decoding tasks using multi-object scenes from the COCO dataset, relating the token space to its input content for various objects in the scene. We use these tasks to characterise the network's token and layer-wise information modelling. Our analysis highlights that the CLS token, used for the downstream task, only focuses on a few objects necessary for the trained downstream task. Still, other individual objects are well-modelled separately by the tokens in the network originating from those objects. We further observed a widespread distribution of scene information. This demonstrates that information is far more entangled in tokens than optimal for representing objects similar to symbols. Given these symbolic properties, we show the network dynamics that cause failure modes of these models on basic downstream tasks in a multi-object scene.
- Abstract(参考訳): 記号のような構造表現を推論に用いたり、用いたりすることは、新しい入力を一般化するのに不可欠であると考えられている。
トレーニングデータ配布外の一般化を可能にする主要なツールは、無関係な情報をタスクに関連するコンパクトな形式に抽象化する能力である。
そのような抽象表現の極端な形は記号である。
人間は、情報を一貫して有意義に活用するために無関係な部分を抽象化しながら、情報をバインドするためにシンボルを利用する。
この研究は、視覚エンコーダにおけるそのような構造化された表現の状態を推定する。
具体的には,LLMに記述された記号的構造的推論の基準を画像モデルに適用することにより,視覚言語による事前学習モデルにおける画像エンコーダの評価を行い,どの表現に望ましい特性が欠けているかという問題に対処する。
VIT,BLIP,CLIP,FLAVAなどの画像エンコーダの表現空間を検証し,これらのモデルにおけるオブジェクト表現の分布を特徴付ける。
特に,COCOデータセットから多目的シーンを用いてデコードタスクを作成し,トークン空間をシーン内のさまざまなオブジェクトの入力内容に関連付ける。
これらのタスクを使用して、ネットワークのトークンとレイヤワイド情報モデリングを特徴付ける。
我々の分析では、ダウンストリームタスクに使用されるCLSトークンは、トレーニングされたダウンストリームタスクに必要ないくつかのオブジェクトのみに焦点を当てている。
それでも、他の個々のオブジェクトは、それらのオブジェクトから派生したネットワーク内のトークンによって、別々にモデル化されている。
さらに,シーン情報の広範分布も観察した。
これは、情報はシンボルに似たオブジェクトを表現するのに最適なものよりもトークンでずっと絡み合っていることを示している。
これらのシンボル特性を考慮に入れれば、マルチオブジェクトシーンにおける基本的な下流タスクにおいて、これらのモデルの障害モードを引き起こすネットワークダイナミクスを示す。
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