論文の概要: TRACE the Evidence: Constructing Knowledge-Grounded Reasoning Chains for Retrieval-Augmented Generation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2406.11460v1
- Date: Mon, 17 Jun 2024 12:23:32 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-06-18 15:01:35.470571
- Title: TRACE the Evidence: Constructing Knowledge-Grounded Reasoning Chains for Retrieval-Augmented Generation
- Title(参考訳): TRACE the Evidence: Constructing Knowledge-Grounded Reasoning Chains for Retrieval-Augmented Generation
- Authors: Jinyuan Fang, Zaiqiao Meng, Craig Macdonald,
- Abstract要約: 本稿では,RAGモデルのマルチホップ推論能力を高めるためにTRACEを提案する。
TRACEは、論理的に連結された一連の知識三重項である知識基底推論連鎖を構成する。
TRACEは、取得したすべてのドキュメントと比較して、平均14.03%の性能向上を実現している。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 30.485127201645437
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Retrieval-augmented generation (RAG) offers an effective approach for addressing question answering (QA) tasks. However, the imperfections of the retrievers in RAG models often result in the retrieval of irrelevant information, which could introduce noises and degrade the performance, especially when handling multi-hop questions that require multiple steps of reasoning. To enhance the multi-hop reasoning ability of RAG models, we propose TRACE. TRACE constructs knowledge-grounded reasoning chains, which are a series of logically connected knowledge triples, to identify and integrate supporting evidence from the retrieved documents for answering questions. Specifically, TRACE employs a KG Generator to create a knowledge graph (KG) from the retrieved documents, and then uses an Autoregressive Reasoning Chain Constructor to build reasoning chains. Experimental results on three multi-hop QA datasets show that TRACE achieves an average performance improvement of up to 14.03% compared to using all the retrieved documents. Moreover, the results indicate that using reasoning chains as context, rather than the entire documents, is often sufficient to correctly answer questions.
- Abstract(参考訳): Retrieval-augmented Generation (RAG)は、質問応答(QA)タスクに対処するための効果的なアプローチを提供する。
しかしながら、RAGモデルにおけるレトリバーの不完全性は、ノイズを導入して性能を低下させる、無関係な情報の検索をもたらすことが多く、特に複数の推論ステップを必要とするマルチホップ質問を扱う場合である。
RAGモデルのマルチホップ推論能力を高めるため,TRACEを提案する。
TRACEは、論理的に連結された一連の知識トリプルである知識基底推論チェーンを構築し、検索した文書から支持された証拠を特定し、統合し、質問に答える。
具体的には、TRACEは、取得したドキュメントから知識グラフ(KG)を作成するためにKG Generatorを使用し、自動回帰推論チェインコンストラクタを使用して推論チェーンを構築する。
3つのマルチホップQAデータセットの実験結果から、TRACEは検索したすべてのドキュメントと比較して平均14.03%の性能向上を達成した。
さらに、論文全体ではなく、推論チェーンをコンテキストとして使用すると、質問に正しく答えるには十分であることを示す。
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