論文の概要: MMSci: A Multimodal Multi-Discipline Dataset for PhD-Level Scientific Comprehension
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2407.04903v1
- Date: Sat, 6 Jul 2024 00:40:53 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-07-09 22:07:12.903870
- Title: MMSci: A Multimodal Multi-Discipline Dataset for PhD-Level Scientific Comprehension
- Title(参考訳): MMSci:PhDレベル科学理解のためのマルチモーダル多分野データセット
- Authors: Zekun Li, Xianjun Yang, Kyuri Choi, Wanrong Zhu, Ryan Hsieh, HyeonJung Kim, Jin Hyuk Lim, Sungyoung Ji, Byungju Lee, Xifeng Yan, Linda Ruth Petzold, Stephen D. Wilson, Woosang Lim, William Yang Wang,
- Abstract要約: 我々は、Nature Communications Journalsに掲載されたオープンアクセス科学論文から、マルチモーダルで多分野のデータセットを収集した。
このデータセットは72の科学分野にまたがっており、多様性と品質の両方を保証している。
科学的な数字や内容を理解する上でLMMの能力を総合的に評価するために,様々なタスクと設定のベンチマークを作成した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 59.41495657570397
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The rapid advancement of Large Language Models (LLMs) and Large Multimodal Models (LMMs) has heightened the demand for AI-based scientific assistants capable of understanding scientific articles and figures. Despite progress, there remains a significant gap in evaluating models' comprehension of professional, graduate-level, and even PhD-level scientific content. Current datasets and benchmarks primarily focus on relatively simple scientific tasks and figures, lacking comprehensive assessments across diverse advanced scientific disciplines. To bridge this gap, we collected a multimodal, multidisciplinary dataset from open-access scientific articles published in Nature Communications journals. This dataset spans 72 scientific disciplines, ensuring both diversity and quality. We created benchmarks with various tasks and settings to comprehensively evaluate LMMs' capabilities in understanding scientific figures and content. Our evaluation revealed that these tasks are highly challenging: many open-source models struggled significantly, and even GPT-4V and GPT-4o faced difficulties. We also explored using our dataset as training resources by constructing visual instruction-following data, enabling the 7B LLaVA model to achieve performance comparable to GPT-4V/o on our benchmark. Additionally, we investigated the use of our interleaved article texts and figure images for pre-training LMMs, resulting in improvements on the material generation task. The source dataset, including articles, figures, constructed benchmarks, and visual instruction-following data, is open-sourced.
- Abstract(参考訳): LLM(Large Language Models)とLMM(Large Multimodal Models)の急速な進歩により、科学論文や数字を理解できるAIベースの科学アシスタントの需要が高まった。
進歩にもかかわらず、モデルが専門的、大学院レベルの、さらには博士レベルの科学内容の理解を評価する際には、大きなギャップが残っている。
現在のデータセットとベンチマークは、主に比較的単純な科学的タスクと数字に焦点を当てており、様々な先進的な科学分野にわたる包括的な評価を欠いている。
このギャップを埋めるために、Nature Communications誌に掲載されたオープンアクセス科学論文から、マルチモーダルで多分野のデータセットを収集した。
このデータセットは72の科学分野にまたがっており、多様性と品質の両方を保証している。
科学的な数字や内容を理解する上でLMMの能力を総合的に評価するために,様々なタスクと設定のベンチマークを作成した。
GPT-4V や GPT-4o でさえも困難に直面している。
また、7B LLaVAモデルでGPT-4V/oに匹敵するパフォーマンスを実現するために、視覚的命令追従データを構築することで、データセットをトレーニングリソースとして使用することも検討した。
さらに,LMMの事前学習におけるインターリーブ記事テキストと図形画像の利用について検討し,素材生成作業の改善を図った。
記事、図、構築されたベンチマーク、ビジュアルインストラクション追跡データを含むソースデータセットは、オープンソースである。
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