論文の概要: Linear-optical fusion boosted by high-dimensional entanglement
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2407.10893v1
- Date: Mon, 15 Jul 2024 16:41:59 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-07-16 14:10:37.714553
- Title: Linear-optical fusion boosted by high-dimensional entanglement
- Title(参考訳): 高次元エンタングルメントによる線形光核融合
- Authors: Tomohiro Yamazaki, Koji Azuma,
- Abstract要約: 2量子ビット部分空間のベル状態に1組の$d$を確率的に投影する量子測度を提案する。
アンシラ光子なしで1-d-1$、アンシラ光子で1-d-(k+1)$で2(2k-1)$の成功確率を持つ線形光学回路を用いて行うことができる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We propose a quantum measurement that probabilistically projects a pair of qudits of dimension $d$ onto a Bell state in a two-qubit subspace. It can be performed using linear-optical circuits with the success probabilities of $1-d^{-1}$ without ancilla photons and $1-d^{-(k+1)}$ with $2(2^{k}-1)$ ancilla photons. It allows us to entangle two independently-prepared high-dimensional entangled states two-dimensionally with higher probabilities than ones of linear-optical fusion gates on qubits. As an application, we propose a fast quantum repeater protocol with three-qudit GHZ states and quantum memories.
- Abstract(参考訳): 2量子ビット部分空間におけるベル状態に次元$d$の1対の量子四重項を確率的に投影する量子測度を提案する。
これは、アシラ光子なしで1-d^{-1}$の成功確率と2(2^{k}-1)$アシラ光子で1-d^{-1(k+1)}$で行うことができる。
これにより、立方体上の線形光核融合ゲートよりも高い確率で2次元的に2つの独立に準備された高次元絡み合った状態が絡み合うことができる。
応用として、3量子GHZ状態と量子メモリを備えた高速量子リピータプロトコルを提案する。
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