論文の概要: Engineering photonic band gaps with a waveguide-QED structure containing an atom-polymer array
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2407.20984v1
- Date: Tue, 30 Jul 2024 17:18:25 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-07-31 16:30:51.587922
- Title: Engineering photonic band gaps with a waveguide-QED structure containing an atom-polymer array
- Title(参考訳): 原子-ポリマーアレイを含む導波路-QED構造を持つエンジニアリングフォトニックバンドギャップ
- Authors: M. S. Wang, W. Z. Jia,
- Abstract要約: 導波路量子電磁力学系におけるフォトニックバンドギャップの生成と工学について検討する。
テトラマー鎖の場合を例として、各単位セルの原子数が多ければ、可変マルチギャップ構造およびより洗練されたバンドギャップ工学を実現することができることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We investigate the generation and engineering of photonic band gaps in waveguide quantum electrodynamics systems containing periodically arranged atom-polymers. We first consider the configuration of a dimer array coupled to a waveguide. The results show that if the intra- and inter-cell phase delays are properly designed, the center and the width of the band gaps, as well as the dispersion relation of the passbands can be modified by adjusting the intra-cell coupling strength. These manipulations provide ways to control the propagating modes in the waveguide, leading to some interesting effects such as slowing or even stopping a single-photon pulse. Finally, we take the case of the tetramer chain as an example to show that, in the case of a larger number of atoms in each unit cell, tunable multi-gap structures and more sophisticated band-gap engineering can be realized. Our proposal provides efficient ways for photonic band-gap engineering in micro- and nano-quantum systems, which may facilitate the manipulation of photon transport in future quantum networks.
- Abstract(参考訳): 周期的に配置された原子-ポリマーを含む導波路量子電磁力学系におけるフォトニックバンドギャップの生成と工学について検討する。
まず、導波路に結合したダイマーアレイの構成について検討する。
その結果, セル内およびセル間位相遅延が適切に設計された場合, バンドギャップの中心と幅, パスバンドの分散関係をセル内結合強度の調整により変更できることが示唆された。
これらの操作は導波路の伝播モードを制御する方法を提供し、単一光子パルスの減速や停止などの興味深い効果をもたらす。
最後に, テトラマー鎖の場合を例に挙げ, 各単位セルの原子数が多ければ, 可変マルチギャップ構造, より洗練されたバンドギャップ工学を実現することができることを示す。
提案手法は,マイクロおよびナノ量子系におけるフォトニックバンドギャップの効率的な設計方法であり,将来の量子ネットワークにおける光子輸送の操作を容易にする。
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