論文の概要: Single ion spectroscopy of four metastable state clear-out transitions in Yb II: isotope shifts and hyperfine structure
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2408.07380v1
- Date: Wed, 14 Aug 2024 08:57:25 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-08-15 14:04:00.417748
- Title: Single ion spectroscopy of four metastable state clear-out transitions in Yb II: isotope shifts and hyperfine structure
- Title(参考訳): YbIIにおける4つの準安定状態クリアアウト遷移の単一イオン分光:同位体シフトと超微細構造
- Authors: N. A. Diepeveen, C. Robalo Pereira, M. Mazzanti, Z. E. D. Ackerman, L. P. H. Gallagher, T. Timmerman, R. Gerritsma, R. X. Schüssler,
- Abstract要約: 我々はYb$+$の長寿命同位体に対して399nmから412nmの間の4つの準安定状態クリアアウト遷移のデータを示す。
2つの代替遷移は、Yb$+$を冷却し操作する赤外線光学を不要にすることで、実験的なセットアップを単純化する。
また、励起状態の崩壊分岐比を含む遷移の2ドルD$_3/2$ at399 nm、および2ドルD$_3/2$ at 410 nmのデータも提示する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We present spectroscopic data for four metastable state clear-out transitions between 399 nm and 412 nm for all even long-lived isotopes of Yb$^+$ as well as their hyperfine structure in $^{171}$Yb$^+$. The strong $^2 \rm{D}_{3/2} \rightarrow {}^1[1/2]_{1/2}$ transition at 412 nm represents an attractive alternative for the standard 935 nm repumper used in cooling and trapping experiments, while the transition to the $^3[3/2]_{3/2}$ state at 411 nm clears out the $^2 $F$_{7/2}$ state, for which typically 638 nm or 760 nm are used. These two alternative transitions simplify the experimental setup by removing the need for infrared optics to cool and manipulate Yb$^+$ and may be of particular interest when considering integrated photonics solutions. We also present data for the transitions $^2 $D$_{3/2} \rightarrow {}^3[1/2]_{3/2}$ at 399 nm, and $^2 $D$_{3/2} \rightarrow {}^1[5/2]_{5/2}$ at 410 nm including decay branching ratios of the excited states.
- Abstract(参考訳): 我々は,Yb$^+$の長寿命同位体と,Yb$^+$の超微細構造に対して,399nmから412nmの4つの準安定状態クリアアウト遷移の分光データを示す。
強い$^2 \rm{D}_{3/2} \rightarrow {}^1[1/2]_{1/2}$ transition at 412 nmは冷却とトラップ実験に使用される標準935 nm reumperの魅力的な代替であり、$^3[3/2]_{3/2}$ state at 411 nmへの遷移は$^2 $F$_{7/2}$ stateをクリアする。
これら2つの代替遷移は、Yb$^+$を冷却・操作する赤外線光学の必要を排除し、実験的なセットアップを単純化する。
また、399nmで$^2 $D$_{3/2} \rightarrow {}^3[1/2]_{3/2}$、励起状態の崩壊分岐比を含む410nmで$^2 $D$_{3/2} \rightarrow {}^1[5/2]_{5/2}$の遷移のデータも提示する。
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