論文の概要: Phase error rate estimation in QKD with imperfect detectors
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2408.17349v2
- Date: Sat, 12 Oct 2024 19:01:19 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-11-08 03:57:28.122736
- Title: Phase error rate estimation in QKD with imperfect detectors
- Title(参考訳): 不完全検出器を用いたQKDの位相誤差率推定
- Authors: Devashish Tupkary, Shlok Nahar, Pulkit Sinha, Norbert Lütkenhaus,
- Abstract要約: 我々は,コヒーレント攻撃に対するデコイ状態BB84QKDプロトコルの有限サイズセキュリティ証明を提案する。
本結果は,不完全特徴の基底効率ミスマッチ検出装置に適用する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/4.0/
- Abstract: We present a finite-size security proof of the decoy-state BB84 QKD protocol against coherent attacks, using entropic uncertainty relations, for imperfect detectors. We apply this result to the case of detectors with imperfectly characterized basis-efficiency mismatch. Our proof works by obtaining a suitable bound on the phase error rate, without requiring any new modifications to the protocol steps or hardware. It is applicable to imperfectly characterized detectors, and only requires the maximum relative difference in detection efficiencies and dark count rates of the detectors to be characterized. Moreover, our proof allows Eve to choose detector efficiencies and dark count rates in their allowed ranges in each round, thereby addressing an important problem of detector side channels. We prove security in the variable-length framework, where users are allowed to adaptively determine the length of key to be produced, and number of bits to be used for error-correction, based on observations made during the protocol. We quantitatively demonstrate the effect of basis-efficiency mismatch by applying our results to the decoy-state BB84 protocol.
- Abstract(参考訳): 本稿では,不完全検出器に対する不完全な不確実性関係を用いて,コヒーレント攻撃に対するデコイ状態BB84QKDプロトコルの有限サイズセキュリティ証明を提案する。
本結果は,不完全特徴の基底効率ミスマッチ検出装置に適用する。
我々の証明は、プロトコルステップやハードウェアに新たな変更を加えることなく、位相誤差率の適切なバウンダリを取得することで機能する。
これは不完全な特徴を持つ検出器に適用可能であり、検出効率の最大相対差と、特徴付ける検出器の暗カウント率だけを必要とする。
さらに、Eveは各ラウンドにおいて許容範囲における検出効率と暗カウント率を選択できるので、検出側チャネルの重要な問題に対処できる。
可変長フレームワークでは,ユーザが生成するキーの長さや誤り訂正に使用するビットの数を,プロトコル中の観察に基づいて適応的に決定することができる。
BB84プロトコルにこの結果を適用することで, 基礎効率のミスマッチの効果を定量的に示す。
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