論文の概要: Improving Encrypted Transport Protocol Designs: Deep Dive on the QUIC Case
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2409.07138v1
- Date: Wed, 11 Sep 2024 09:37:29 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-09-12 15:02:58.610843
- Title: Improving Encrypted Transport Protocol Designs: Deep Dive on the QUIC Case
- Title(参考訳): 暗号化トランスポートプロトコル設計の改善 - QUICケースのディープディーブ
- Authors: Florentin Rochet,
- Abstract要約: プロトコル仕様内のフィールド要素の順序を逆転させることから、この方法論を"Reverso"と呼びます。
QUIC V1規格の拡張であるQUIC VReversoのQUIC実装であるquicehをリリースする。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.65268245109828
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/
- Abstract: We propose in this paper to revisit the design of existing encrypted transport protocols to improve their efficiency. We call the methodology "Reverso" from reversing the order of field elements within a protocol specification. We detail how such a benign-looking change within the specifications may unlock implementation optimizations for encrypted protocols. To demonstrate our findings, we release quiceh, a QUIC implementation of QUIC VReverso, an extension of the QUIC V1 standard (RFC9000). Our methodology applied to the QUIC protocol reports ~30% of CPU efficiency improvement for processing packets at no added cost on the sender side and without relaxing any security guarantee from QUIC V1. We also implement a fork of Cloudflare's HTTP/3 module and client/server demonstrator using quiceh and show our optimizations to directly transfer to HTTP/3 as well, resulting in our new HTTP/3 to be ~ 38% more efficient than the baseline implementation using QUIC V1. We argue that Reverso applies to any modern encrypted protocol and its implementations and that similar efficiency improvement can also be unlocked for them, independently of the layer in which they operate.
- Abstract(参考訳): 本稿では,既存の暗号化トランスポートプロトコルの設計を再検討し,その効率を向上させることを提案する。
我々は、プロトコル仕様内のフィールド要素の順序を逆転することから、この方法論を"Reverso"と呼んでいる。
このような仕様の変更によって、暗号化プロトコルの実装最適化がアンロックされる可能性について詳述する。
本稿では,QUIC V1規格(RFC9000)の拡張であるQUIC VReversoのQUIC実装であるquicehをリリースする。
QUICプロトコルに適用した手法では,QUIC V1のセキュリティ保証を緩和することなく,送信側で追加コストでパケット処理を行う場合のCPU効率の改善の約30%を報告している。
また、quicehを使ってCloudflareのHTTP/3モジュールとクライアント/サーバデモレータのフォークを実装し、HTTP/3に直接転送する最適化も示しています。
Reversoはあらゆる現代的な暗号化プロトコルとその実装に適用され、それらが動作するレイヤとは独立して、同様の効率改善をアンロックすることもできる、と我々は主張する。
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