論文の概要: Quantum Authenticated Key Expansion with Key Recycling
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2409.16540v1
- Date: Wed, 25 Sep 2024 01:29:13 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-09-27 05:55:22.644623
- Title: Quantum Authenticated Key Expansion with Key Recycling
- Title(参考訳): キーリサイクルによる量子認証キー展開
- Authors: Wen Yu Kon, Jefferson Chu, Kevin Han Yong Loh, Obada Alia, Omar Amer, Marco Pistoia, Kaushik Chakraborty, Charles Lim,
- Abstract要約: 本稿では,1つのプロトコルに認証とキー拡張の両方を統合する量子認証鍵拡張プロトコルを提案する。
従来の認証鍵交換フレームワークに適合したQAKEフレームワークにおいて,プロトコルのセキュリティを解析する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.274819629555637
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Data privacy and authentication are two main security requirements for remote access and cloud services. While QKD has been explored to address data privacy concerns, oftentimes its use is separate from the client authentication protocol despite implicitly providing authentication. Here, we present a quantum authentication key expansion (QAKE) protocol that (1) integrates both authentication and key expansion within a single protocol, and (2) provides key recycling property -- allowing all authentication keys to be reused. We analyse the security of the protocol in a QAKE framework adapted from a classical authentication key exchange (AKE) framework, providing separate security conditions for authentication and data privacy. An experimental implementation of the protocol, with appropriate post-selection, was performed to demonstrate its feasibility.
- Abstract(参考訳): データプライバシと認証は、リモートアクセスとクラウドサービスの2つの主要なセキュリティ要件である。
データプライバシの問題に対処するためにQKDが検討されているが、多くの場合、その使用は暗黙的に認証を提供するにもかかわらず、クライアント認証プロトコルとは分離されている。
本稿では,(1)認証とキー拡張の両方を単一のプロトコルに統合した量子認証鍵拡張(QAKE)プロトコルを提案する。
我々は、従来の認証鍵交換(AKE)フレームワークに適合したQAKEフレームワークにおけるプロトコルのセキュリティを分析し、認証とデータのプライバシの異なるセキュリティ条件を提供する。
プロトコルの適切なポストセレクションによる実験的実装を行い、その実現可能性を示した。
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