論文の概要: AHP-Powered LLM Reasoning for Multi-Criteria Evaluation of Open-Ended Responses
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2410.01246v1
- Date: Wed, 2 Oct 2024 05:22:07 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-11-04 22:18:46.961897
- Title: AHP-Powered LLM Reasoning for Multi-Criteria Evaluation of Open-Ended Responses
- Title(参考訳): オープンエンド応答の多点評価のための AHP を用いた LLM 推論
- Authors: Xiaotian Lu, Jiyi Li, Koh Takeuchi, Hisashi Kashima,
- Abstract要約: 本研究では,大規模言語モデルを用いたオープンエンド質問に対する回答評価手法を提案する。
また,ChatGPT-3.5-turbo と GPT-4 の2つのデータセットについて実験を行った。
以上の結果から,本研究のアプローチは4つの基準線よりも人間の判断と密接に一致していることが示唆された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 26.850344968677582
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Question answering (QA) tasks have been extensively studied in the field of natural language processing (NLP). Answers to open-ended questions are highly diverse and difficult to quantify, and cannot be simply evaluated as correct or incorrect, unlike close-ended questions with definitive answers. While large language models (LLMs) have demonstrated strong capabilities across various tasks, they exhibit relatively weaker performance in evaluating answers to open-ended questions. In this study, we propose a method that leverages LLMs and the analytic hierarchy process (AHP) to assess answers to open-ended questions. We utilized LLMs to generate multiple evaluation criteria for a question. Subsequently, answers were subjected to pairwise comparisons under each criterion with LLMs, and scores for each answer were calculated in the AHP. We conducted experiments on four datasets using both ChatGPT-3.5-turbo and GPT-4. Our results indicate that our approach more closely aligns with human judgment compared to the four baselines. Additionally, we explored the impact of the number of criteria, variations in models, and differences in datasets on the results.
- Abstract(参考訳): 質問応答(QA)タスクは自然言語処理(NLP)の分野で広く研究されている。
オープンエンドの質問に対する回答は、非常に多様で定量化が困難であり、決定的な答えを持つクローズエンドの質問とは異なり、単に正しい、または正しく評価することはできない。
大規模言語モデル(LLM)は様々なタスクにまたがる強力な能力を示しているが、オープンエンドの質問に対する回答を評価する際には、比較的弱い性能を示す。
本研究では,LLMと解析階層プロセス(AHP)を利用して,オープンエンド質問に対する回答を評価する手法を提案する。
我々はLLMを用いて質問に対する複数の評価基準を作成した。
その後,各基準下での回答はLLMとペア比較され,各回答のスコアはAHPで計算された。
また,ChatGPT-3.5-turbo と GPT-4 の2つのデータセットについて実験を行った。
以上の結果から,本研究のアプローチは4つの基準線よりも人間の判断と密接に一致していることが示唆された。
さらに、基準数、モデルのバリエーション、データセットの違いが結果に与える影響についても検討した。
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