論文の概要: Quantum Photonic Gates with Two-Dimensional Random Walkers
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2410.01592v1
- Date: Wed, 2 Oct 2024 14:26:05 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-11-04 16:44:34.892502
- Title: Quantum Photonic Gates with Two-Dimensional Random Walkers
- Title(参考訳): 二次元ランダムウォーカーを用いた量子フォトニックゲート
- Authors: S. Ali Hassani Gangaraj, Dan T Nguyen,
- Abstract要約: 連続時間2次元ランダムウォーキング光子に基づく量子フォトニックゲートの設計を提案する。
これらのゲートは、光子が二酸化ケイ素散乱体を埋め込んだ2次元シリコンホスト媒体の中をランダムに歩く逆設計法を用いて実装することができる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Quantum gates are essential elements for processing quantum information. However, realizing them in a photonic platform is challenging due to the unique way photons propagate and interfere. In this study, we introduce new design of quantum photonic gates that operate based on continuous time two-dimensional random walking photons. These gates can be implemented using the inverse design method, where photons randomly walk in a two-dimensional silicon host medium embedded with silicon dioxide scatterers. We propose a C-NOT gate as a multiqubit gate and an X-gate as a single qubit gate. We will also provide numerical demonstrations of the gate operations using quantum formalism. Additionally, our investigation involves studying the non-trivial spatial correlations of random walking photons by utilizing the quantum correlation function. The results demonstrate high-fidelity probabilistic quantum gates. Further work is required to address error-correction. This work advances the practical implementation of integrated photonics in linear quantum optics.
- Abstract(参考訳): 量子ゲートは、量子情報を処理するための重要な要素である。
しかし、光子を光子プラットフォームで実現することは、光子が伝播し干渉するユニークな方法のために困難である。
本研究では,連続時間2次元ランダムウォーキング光子に基づく量子フォトニックゲートの設計を提案する。
これらのゲートは、光子が二酸化ケイ素散乱体を埋め込んだ2次元シリコンホスト媒体の中をランダムに歩く逆設計法を用いて実装することができる。
マルチキュービットゲートとしてC-NOTゲート,シングルキュービットゲートとしてXゲートを提案する。
また、量子フォーマリズムを用いたゲート演算の数値的な実演も行う。
さらに, ランダムウォーキング光子の非自明な空間相関を量子相関関数を用いて検討する。
その結果,高忠実性確率量子ゲートが得られた。
誤り訂正に対処するためには、さらなる作業が必要である。
この研究は線形量子光学における集積フォトニクスの実践的実装を前進させる。
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