論文の概要: P-FOLIO: Evaluating and Improving Logical Reasoning with Abundant Human-Written Reasoning Chains
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2410.09207v1
- Date: Fri, 11 Oct 2024 19:22:57 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-10-30 15:43:17.628497
- Title: P-FOLIO: Evaluating and Improving Logical Reasoning with Abundant Human-Written Reasoning Chains
- Title(参考訳): P-FOLIO: 冗長な人間記述型推論チェーンによる論理的推論の評価と改善
- Authors: Simeng Han, Aaron Yu, Rui Shen, Zhenting Qi, Martin Riddell, Wenfei Zhou, Yujie Qiao, Yilun Zhao, Semih Yavuz, Ye Liu, Shafiq Joty, Yingbo Zhou, Caiming Xiong, Dragomir Radev, Rex Ying, Arman Cohan,
- Abstract要約: P-FOLIO(P-FOLIO)は、多種多様で複雑な推論連鎖からなる人称注釈付きデータセットである。
我々はP-FOLIOを用いて大規模言語モデル推論機能の評価と改善を行う。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 97.25943550933829
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Existing methods on understanding the capabilities of LLMs in logical reasoning rely on binary entailment classification or synthetically derived rationales, which are not sufficient for proper investigation of model's capabilities. We present P-FOLIO, a human-annotated dataset consisting of diverse and complex reasoning chains for a set of realistic logical reasoning stories also written by humans. P-FOLIO is collected with an annotation protocol that facilitates humans to annotate well-structured natural language proofs for first-order logic reasoning problems in a step-by-step manner. The number of reasoning steps in P-FOLIO span from 0 to 20. We further use P-FOLIO to evaluate and improve large-language-model (LLM) reasoning capabilities. We evaluate LLM reasoning capabilities at a fine granularity via single-step inference rule classification, with more diverse inference rules of more diverse and higher levels of complexities than previous works. Given that a single model-generated reasoning chain could take a completely different path than the human-annotated one, we sample multiple reasoning chains from a model and use pass@k metrics for evaluating the quality of model-generated reasoning chains. We show that human-written reasoning chains significantly boost the logical reasoning capabilities of LLMs via many-shot prompting and fine-tuning. Furthermore, fine-tuning Llama3-7B on P-FOLIO improves the model performance by 10% or more on three other out-of-domain logical reasoning datasets. We also conduct detailed analysis to show where most powerful LLMs fall short in reasoning. We will release the dataset and code publicly.
- Abstract(参考訳): 論理的推論におけるLLMの能力を理解するための既存の手法は、モデル能力の適切な調査には不十分な二項包含分類や合成導出論理に依存している。
P-FOLIO(P-FOLIO)は、人間によって書かれた現実的な論理的推論の物語の集合に対して、多種多様な複雑な推論の連鎖からなる人間の注釈付きデータセットである。
P-FOLIOは、人間が一階述語論理推論問題に対してよく構造化された自然言語証明をステップバイステップでアノテートするためのアノテーションプロトコルで収集される。
P-FOLIOの推論ステップの数は0から20までである。
さらにP-FOLIOを用いて,大規模言語モデル推論機能の評価と改善を行う。
単段階推論規則分類により, LLM推論能力は, 従来よりも多種多様で高い複雑性の推論規則を用いて, 粒度で評価する。
1つのモデル生成推論チェーンが、人間によって注釈付けされたチェーンとは全く異なる経路をたどることを考えると、モデルから複数の推論チェーンをサンプリングし、モデル生成推論チェーンの品質を評価するためにpass@kメトリクスを使用します。
そこで本研究では,LLMの論理的推論能力は,多発的なプロンプトと微調整によって著しく向上することを示す。
さらに、P-FOLIO上の微調整のLlama3-7Bは、他の3つのドメイン外論理推論データセット上で、モデル性能を10%以上改善する。
また、最も強力なLSMが推論において不足していることを示すための詳細な分析も行います。
データセットとコードを公開します。
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