論文の概要: Enhancing Instruction-Following Capability of Visual-Language Models by Reducing Image Redundancy
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2411.15453v1
- Date: Sat, 23 Nov 2024 05:03:32 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-11-26 14:23:42.075296
- Title: Enhancing Instruction-Following Capability of Visual-Language Models by Reducing Image Redundancy
- Title(参考訳): 画像冗長性低減による視覚言語モデルの指示追従能力の向上
- Authors: Te Yang, Jian Jia, Xiangyu Zhu, Weisong Zhao, Bo Wang, Yanhua Cheng, Yan Li, Shengyuan Liu, Quan Chen, Peng Jiang, Kun Gai, Zhen Lei,
- Abstract要約: LLM(Large Language Model)とMLLM(Multimodal Large Language Model)の命令追従能力には大きなギャップがある。
本稿では,このギャップを軽減するために,VMTC(Visual-Modality Token Compression)とCMAI(Cross-Modality Attention Inhibition)戦略を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 37.471419716572086
- License:
- Abstract: Large Language Models (LLMs) have strong instruction-following capability to interpret and execute tasks as directed by human commands. Multimodal Large Language Models (MLLMs) have inferior instruction-following ability compared to LLMs. However, there is a significant gap in the instruction-following capabilities between the MLLMs and LLMs. In this study, we conduct a pilot experiment, which demonstrates that spatially down-sampling visual tokens significantly enhances the instruction-following capability of MLLMs. This is attributed to the substantial redundancy in visual modality. However, this intuitive method severely impairs the MLLM's multimodal understanding capability. In this paper, we propose Visual-Modality Token Compression (VMTC) and Cross-Modality Attention Inhibition (CMAI) strategies to alleviate this gap between MLLMs and LLMs by inhibiting the influence of irrelevant visual tokens during content generation, increasing the instruction-following ability of the MLLMs while retaining their multimodal understanding capacity. In VMTC module, the primary tokens are retained and the redundant tokens are condensed by token clustering and merging. In CMAI process, we aggregate text-to-image attentions by text-to-text attentions to obtain a text-to-image focus score. Attention inhibition is performed on the text-image token pairs with low scores. Our comprehensive experiments over instruction-following capabilities and VQA-V2, GQA, TextVQA, MME and MMBench five benchmarks, demonstrate that proposed strategy significantly enhances the instruction following capability of MLLMs while preserving the ability to understand and process multimodal inputs.
- Abstract(参考訳): 大きな言語モデル(LLM)は、人間の命令で指示されたタスクを解釈し実行するための強い命令追従能力を持つ。
MLLM(Multimodal Large Language Models)は、LLMに比べて命令追従能力が劣る。
しかし,MLLM と LLM の命令追従能力には大きなギャップがある。
本研究では,空間的にダウンサンプリングされた視覚トークンがMLLMの指示追従能力を大幅に向上させることを示すパイロット実験を行った。
これは視覚的モダリティのかなりの冗長性に起因する。
しかし,この直感的手法はMLLMのマルチモーダル理解能力を著しく損なう。
本稿では、コンテンツ生成における無関係な視覚トークンの影響を抑え、マルチモーダル理解能力を維持しながらMLLMの指示追従能力を高めることにより、MLLMとLCMのこのギャップを軽減するためのVMTCとCMAI戦略を提案する。
VMTCモジュールでは、プライマリトークンは保持され、冗長トークンはトークンクラスタリングとマージによって凝縮される。
CMAIプロセスでは、テキストから画像への注目をテキストからテキストへの注意によって集約し、テキストから画像へのフォーカススコアを得る。
低得点のテキストイメージトークン対に注意抑制を行う。
VQA-V2, GQA, TextVQA, MME, MMBenchの5つのベンチマークを総合的に検討した結果,マルチモーダル入力の理解・処理能力を維持しつつ,MLLMの命令追従能力を大幅に向上させることが実証された。
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