論文の概要: CARL-GT: Evaluating Causal Reasoning Capabilities of Large Language Models
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2412.17970v1
- Date: Mon, 23 Dec 2024 20:34:32 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-12-25 15:55:59.869345
- Title: CARL-GT: Evaluating Causal Reasoning Capabilities of Large Language Models
- Title(参考訳): CARL-GT:大規模言語モデルの因果推論能力の評価
- Authors: Ruibo Tu, Hedvig Kjellström, Gustav Eje Henter, Cheng Zhang,
- Abstract要約: 因果推論能力は、教育や医療といった幅広い応用において、大きな言語モデル(LLM)にとって不可欠である。
グラフとタブラリデータを用いた大規模言語モデルのCAusal Reasoning機能を評価するCARL-GTというベンチマークを提供する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 18.975064947089805
- License:
- Abstract: Causal reasoning capabilities are essential for large language models (LLMs) in a wide range of applications, such as education and healthcare. But there is still a lack of benchmarks for a better understanding of such capabilities. Current LLM benchmarks are mainly based on conversational tasks, academic math tests, and coding tests. Such benchmarks evaluate LLMs in well-regularized settings, but they are limited in assessing the skills and abilities to solve real-world problems. In this work, we provide a benchmark, named by CARL-GT, which evaluates CAusal Reasoning capabilities of large Language models using Graphs and Tabular data. The benchmark has a diverse range of tasks for evaluating LLMs from causal graph reasoning, knowledge discovery, and decision-making aspects. In addition, effective zero-shot learning prompts are developed for the tasks. In our experiments, we leverage the benchmark for evaluating open-source LLMs and provide a detailed comparison of LLMs for causal reasoning abilities. We found that LLMs are still weak in casual reasoning, especially with tabular data to discover new insights. Furthermore, we investigate and discuss the relationships of different benchmark tasks by analyzing the performance of LLMs. The experimental results show that LLMs have different strength over different tasks and that their performance on tasks in different categories, i.e., causal graph reasoning, knowledge discovery, and decision-making, shows stronger correlation than tasks in the same category.
- Abstract(参考訳): 因果推論能力は、教育や医療といった幅広い応用において、大きな言語モデル(LLM)にとって不可欠である。
しかし、そのような機能をよりよく理解するためのベンチマークがまだ不足しています。
現在のLLMベンチマークは主に会話タスク、学術数学テスト、コーディングテストに基づいている。
このようなベンチマークでは、LLMを規則化された設定で評価するが、現実の問題を解決するためのスキルや能力の評価には制限がある。
本研究では,グラフとタブラルデータを用いた大規模言語モデルのCAusal Reasoning機能を評価するCARL-GTというベンチマークを提案する。
ベンチマークには、因果グラフ推論、知識発見、意思決定といった側面からLLMを評価するためのさまざまなタスクがある。
さらに、タスクに対して効果的なゼロショット学習プロンプトを開発する。
実験では,オープンソースLLMの評価にベンチマークを活用し,因果推論能力に関するLLMの詳細な比較を行った。
LLMはいまだにカジュアルな推論、特に新しい洞察を見つけるための表形式のデータでは弱いことが分かりました。
さらに,LLMの性能を解析することにより,異なるベンチマークタスクの関連性について検討・検討する。
実験の結果,LLMは異なるタスクに対して異なる強度を有しており,それぞれのタスクに対する性能,すなわち因果グラフ推論,知識発見,意思決定は同一カテゴリのタスクよりも強い相関関係を示すことがわかった。
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