論文の概要: SR-LLM: Rethinking the Structured Representation in Large Language Model
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2502.14352v1
- Date: Thu, 20 Feb 2025 08:17:56 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-02-21 14:28:11.151392
- Title: SR-LLM: Rethinking the Structured Representation in Large Language Model
- Title(参考訳): SR-LLM:大規模言語モデルにおける構造化表現の再考
- Authors: Jiahuan Zhang, Tianheng Wang, Hanqing Wu, Ziyi Huang, Yulong Wu, Dongbai Chen, Linfeng Song, Yue Zhang, Guozheng Rao, Kaicheng Yu,
- Abstract要約: 本稿では,構造化表現を大規模言語モデルと統合する優れた方法を探るため,SR-LLMを提案する。
幅広い下流データセットでは、特にPAWSでは3.17%、12.38%のパフォーマンス向上が見られた。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 25.876300810298797
- License:
- Abstract: Structured representations, exemplified by Abstract Meaning Representation (AMR), have long been pivotal in computational linguistics. However, their role remains ambiguous in the Large Language Models (LLMs) era. Initial attempts to integrate structured representation into LLMs via a zero-shot setting yielded inferior performance. We hypothesize that such a decline stems from the structure information being passed into LLMs in a code format unfamiliar to LLMs' training corpora. Consequently, we propose SR-LLM, an innovative framework with two settings to explore a superior way of integrating structured representation with LLMs from training-free and training-dependent perspectives. The former integrates structural information through natural language descriptions in LLM prompts, whereas its counterpart augments the model's inference capability through fine-tuning on linguistically described structured representations. Performance improvements were observed in widely downstream datasets, with particularly notable gains of 3.17% and 12.38% in PAWS. To the best of our knowledge, this work represents the pioneering demonstration that leveraging structural representations can substantially enhance LLMs' inference capability. We hope that our work sheds light and encourages future research to enhance the reasoning and interoperability of LLMs by structure data.
- Abstract(参考訳): 抽象的意味表現(AMR:Abstract Meaning Representation)によって実証された構造化表現は、長い間、計算言語学において重要な存在であった。
しかし、その役割はLarge Language Models (LLMs) 時代においてあいまいである。
当初、ゼロショット設定による構造化表現をLLMに統合しようとする試みは、性能が劣った。
このような減少は、LLMsのトレーニングコーパスになじみのないコード形式でLLMに渡される構造情報に由来すると仮定する。
その結果、SR-LLMは、2つの設定を持つ革新的なフレームワークであり、学習自由および訓練依存の観点から、構造化表現とLLMを統合する優れた方法を模索する。
前者はLLMプロンプトの自然言語記述を通じて構造情報を統合し、他方は言語的に記述された構造化表現を微調整することでモデル推論能力を増強する。
幅広い下流データセットでは、特にPAWSでは3.17%、12.38%のパフォーマンス向上が見られた。
我々の知る限り、この研究は構造表現を活用することによってLLMの推論能力を大幅に向上させるという先駆的な実証である。
我々の研究が光を放ち、構造データによるLCMの推論と相互運用性を高めるために将来の研究を奨励することを願っている。
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