論文の概要: Whisper Speaker Identification: Leveraging Pre-Trained Multilingual Transformers for Robust Speaker Embeddings
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2503.10446v1
- Date: Thu, 13 Mar 2025 15:11:28 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-03-14 15:51:11.915877
- Title: Whisper Speaker Identification: Leveraging Pre-Trained Multilingual Transformers for Robust Speaker Embeddings
- Title(参考訳): ウィスパー話者識別:ロバスト話者埋め込みのための事前学習型多言語変換器の活用
- Authors: Jakaria Islam Emon, Md Abu Salek, Kazi Tamanna Alam,
- Abstract要約: 我々は,Whisper自動音声認識モデルを多言語データに基づいて事前訓練したフレームワークであるWSI(Whisper Speaker Identification)を提案する。
本稿では,Whisper言語に依存しない音響表現の活用により,多様な言語にまたがる話者を効果的に区別する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License:
- Abstract: Speaker identification in multilingual settings presents unique challenges, particularly when conventional models are predominantly trained on English data. In this paper, we propose WSI (Whisper Speaker Identification), a framework that repurposes the encoder of the Whisper automatic speech recognition model pre trained on extensive multilingual data to generate robust speaker embeddings via a joint loss optimization strategy that leverages online hard triplet mining and self supervised Normalized Temperature-scaled Cross Entropy loss. By capitalizing on Whisper language-agnostic acoustic representations, our approach effectively distinguishes speakers across diverse languages and recording conditions. Extensive evaluations on multiple corpora, including VoxTube (multilingual), JVS (Japanese), CallHome (German, Spanish, Chinese, and Japanese), and Voxconverse (English), demonstrate that WSI consistently outperforms state-of-the-art baselines, namely Pyannote Embedding, ECAPA TDNN, and Xvector, in terms of lower equal error rates and higher AUC scores. These results validate our hypothesis that a multilingual pre-trained ASR encoder, combined with joint loss optimization, substantially improves speaker identification performance in non-English languages.
- Abstract(参考訳): 多言語設定における話者識別は、特に従来のモデルが主に英語データに基づいて訓練されている場合、独特な課題を示す。
本稿では,Whisper自動音声認識モデルのエンコーダを多言語データで事前訓練したフレームワークであるWSI(Whisper Speaker Identification)を提案する。
本稿では,Whisper言語に依存しない音響表現を利用することで,多様な言語や録音条件の話者を効果的に区別する。
VoxTube(日本語)、JVS(日本語)、CallHome(ドイツ語、スペイン語、中国語、日本語)、Voxconverse(英語)を含む複数のコーパスに対する広範囲な評価は、WSIが一貫して最先端のベースライン(Pyannote Embedding, ECAPA TDNN, Xvector)よりも低いエラー率と高いAUCスコアで優れていることを示した。
これらの結果は,多言語事前学習型ASRエンコーダと共同損失最適化を組み合わせることで,非英語言語における話者識別性能を大幅に向上させるという仮説を検証した。
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