論文の概要: Flux-Trapping Fluxonium Qubit
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2505.02416v1
- Date: Mon, 05 May 2025 07:22:11 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-05-06 18:49:35.585567
- Title: Flux-Trapping Fluxonium Qubit
- Title(参考訳): フラックス結合型フラクソニウム量子ビット
- Authors: Kotaro Hida, Kohei Matsuura, Shu Watanabe, Yasunobu Nakamura,
- Abstract要約: 超伝導量子コンピューティングの追求において、フラクソニウム量子ビットは近年、その大きな不調和性とスイートスポットでの高コヒーレンスのために注目を集めている。
そのスイートスポットで高い性能を達成するには、各キュービットは直流バイアス線を必要とする。
本研究では、フラックスイド量子化を利用して、外部磁束制御を使わずに最適な位相バイアスを可能にするフラックストラッピングフラクソニウム量子ビットを提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 2.3207473918427386
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In pursuit of superconducting quantum computing, fluxonium qubits have recently garnered attention for their large anharmonicity and high coherence at the sweet spot. Towards the large-scale integration of fluxonium qubits, a major obstacle is the need for precise external magnetic flux bias: To achieve high performance at its sweet spot, each qubit requires a DC bias line. However, such lines inductively coupled to the qubits bring in additional wiring overhead, crosstalk, heating, and decoherence, necessitating measures for mitigating the problems. In this work, we propose a flux-trapping fluxonium qubit, which, by leveraging fluxoid quantization, enables the optimal phase biasing without using external magnetic flux control at the operating temperature. We introduce the design and working principle, and demonstrate the phase biasing achieved through fluxoid quantization.
- Abstract(参考訳): 超伝導量子コンピューティングの追求において、フラクソニウム量子ビットは近年、その大きな不調和性とスイートスポットでの高コヒーレンスのために注目を集めている。
大規模なフラキソニウム量子ビットの統合に向けて、大きな障害は、正確な外部磁束バイアスの必要性である。
しかし、そのような線を量子ビットに誘導的に結合すると、追加の配線オーバーヘッド、クロストーク、加熱、デコヒーレンスが発生し、問題を緩和するための措置が必要になる。
本研究では,フラックスイド量子化を利用して,外部磁束制御を動作温度で使わずに最適な位相偏差を実現するフラックストラッピングフラクソニウム量子ビットを提案する。
設計と動作原理を導入し,フラックスイド量子化による位相偏差を実証する。
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