論文の概要: Historical origins of quantum entanglement in particle physics
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2507.13582v1
- Date: Fri, 18 Jul 2025 00:03:39 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-07-21 20:43:26.157012
- Title: Historical origins of quantum entanglement in particle physics
- Title（参考訳）: 素粒子物理学における量子絡み合いの歴史的起源
- Authors: Yu Shi,
- Abstract要約: 1949年、空間的に分離された量子絡み合いは、制御された実験で明確に実現された。
1958年、ヤンの1949年の選考規則に類似したアプローチに基づいて、ゴールドハーバー、リー、ヤンは初めてカイオン対の絡み合った状態を書き留めた。
これは初めて、光子以外の高エネルギー粒子の内部自由度の量子的絡み合いをもたらした。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 3.6492255655113395
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: In this paper, the historical origins of quantum entanglement in particle physics are systematically and thoroughly investigated. 1957, Bohm and Aharonov noted that the Einstein-Podolsky-Rosen correlation had been experimentally realised in the 1949 experiment of Chien-Shiung Wu and Shaknov. This was the first time in history that spatially separated quantum entanglement was explicitly realised in a controlled experiment. Wheeler first proposed such an experiment as a test of quantum electrodynamics, but his calculation was in error; the correct theoretical calculations came from Ward and Price, as well as from Snyder, Pasternack and Hornbostel, and the result was in accordance with Yang's 1949 selection rule. After the publication of Bell's inequality in 1964, it was considered whether it could be tested by using the Wu-Shaknov experiment. This gave an impetus to the field, and a new experiment was done by Wu's group, though it was not successful as a test of Bell inequality violation. In 1957, Tsung-Dao Lee, Reinhard Oehme and Chen Ning Yang established the quantum mechanical description of the kaons and found that the neutral kaon is a two-state system. In 1958, based on an approach similar to Yang's 1949 selection rule, Goldhaber, Lee and Yang were the first to write down the entangled states of kaon pairs, in which a single kaon can be charged or neutral. This gave, for the first time, quantum entanglement of internal degrees of freedom of high-energy particles other than photons. In 1960, as unpublished work, Lee and Yang discussed the consequences of quantum entanglement of neutral kaon pairs. We also describe several physicists in the past, especially Ward. A Chinese version of this paper was published in early 2023.
- Abstract（参考訳）: 本稿では, 粒子物理学における量子絡み合いの歴史的起源を体系的に, 徹底的に研究する。
1957年、ボームとアハロノフは、アインシュタイン-ポドルスキー-ローゼン相関が1949年のチエン=シウン・ウーとシャクノフの実験で実験的に実現されたことを指摘した。
空間的に分離された量子絡み合いが制御実験で明確に実現されたのは、歴史上初めてである。
ウィーラーは最初、量子電磁力学のテストとしてそのような実験を提案したが、彼の計算は誤りであり、正しい理論計算はウォードとプライス、スナイダー、パステルナック、ホーンボステルから来ており、結果は1949年のヤンの選択規則に従っていた。
1964年にベルの不等式が公表された後、Wu-Shaknov実験を用いて試すことができるかどうかが検討された。
これはこの分野に衝撃を与え、ウーのグループによって新しい実験が行われたが、ベルの不等式違反のテストとして成功しなかった。
1957年、Tong-Dao Lee、Reinhard Oehme、Chen Ning Yangはカオンの量子力学的記述を確立し、中性カオンが二状態系であることを発見した。
1958年、ヤンの1949年の選考規則に類似したアプローチに基づいて、ゴールドハーバー、リー、ヤンは、カオン対の絡み合った状態を書き留めた。
これは初めて、光子以外の高エネルギー粒子の内部自由度の量子的絡み合いをもたらした。
1960年、LeeとYangは中立カオン対の量子絡み合いの結果について議論した。
また、過去にも数人の物理学者、特にウォードについて記述している。
この論文の中国語版は2023年初頭に出版された。
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