論文の概要: High-dimensional autocompensating discrete modulation CV-QKD protocol in optical fibers
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2508.10442v1
- Date: Thu, 14 Aug 2025 08:29:24 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-08-15 22:24:48.231873
- Title: High-dimensional autocompensating discrete modulation CV-QKD protocol in optical fibers
- Title(参考訳): 光ファイバにおける高次元自己補償離散変調CV-QKDプロトコル
- Authors: Alexandre Vázquez-Martínez, Xesús Prieto-Blanco, Eduardo F. Mateo, Jesús Liñares,
- Abstract要約: 我々は、光ファイバーに沿って摂動する弱コヒーレント状態のN次元積状態を用いる。
我々は、インターセプトと再送攻撃を行う際に、この高次元プロトコルのセキュリティを分析する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 41.94295877935867
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In this work we present a high-dimensional discrete modulated CV-QKD protocol, with dimension 2N , in optical fibers, where N is the number of optical modes. We use N-dimensional product states of weak coherent states that undergo perturbations along optical fibers and that are cancelled in a passive way (autocompensation) and then measured by a standard balanced homodyne detection. We analyze the security of this high-dimensional protocol when an intercept and resend attack is implemented with simultaneous homodyne measurement in both quadratures and the resulting secure key gains are calculated showing a significative increase with dimension.
- Abstract(参考訳): 本研究では,Nが光モードの数である光ファイバにおいて,2N次元の高次元離散変調CV-QKDプロトコルを提案する。
弱コヒーレント状態のN次元積状態を用いて光ファイバーに沿って摂動し、受動的にキャンセルし(自己補償)、標準平衡ホモダイン検出により測定する。
我々は,この高次元プロトコルのセキュリティを,両立方体における同時ホモダイン測定によりインターセプトと再送攻撃を実施した場合に解析し,結果として得られたキーゲインを次元的に有意な増加を示す。
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